対話型鑑賞ファシリテーター講座2026、京都芸術大学が開講


対話型鑑賞ファシリテーター講座、第7回を開講
京都芸術大学の附置機関であるアート・コミュニケーション研究センター(ACC)は、2026年7月から「対話型鑑賞ファシリテーション講座2026」を開講する。本講座は、作品の鑑賞を通して観察力や思考力、コミュニケーションスキルといった様々な能力を育成する対話型鑑賞の理論と実践の技術を体系的に学ぶオンライン講座である。
対話型鑑賞の可能性が広がる
対話型鑑賞は、コミュニケーションを通じてアート作品を読み解くことで、鑑賞に必要となる能力やアート作品を鑑賞する際のリテラシーを学ぶ鑑賞教育プログラムだ。全国の美術館や学校現場を中心に取り組まれてきた。近年では、ビジネスシーンや医療現場における能力開発、さらにはコミュニケーションやコミュニティの創出など社会課題へのアプローチとしても、広く応用されるようになっている。
講座概要と受講条件
実施期間は2026年7月4日から2027年3月31日で、全20日程を予定している。講座は全8日間のオンライン必須講座と、全12日の定期練習会(任意参加)で構成される。講座の日程は、第1部が7月4日・5日、第2部が9月12日・13日、第3部が11月14日・15日、第4部が1月16日・17日である。時間は土曜日13時00分から18時00分、日曜日10時00分から16時00分(休憩1時間含む)。対象は、全8日間の講座に全て参加でき、定期および自主練習会で実践練習に積極的に参加することができる方だ。
受講料と申込期間
受講料は20万円(税込)で、定員は最大25名である。申込期間は4月21日(火)から5月11日(月)までで、応募者多数の場合は選考を行う。選考結果は6月初旬(予定)に発表される。申込方法はオンラインプラットフォーム(Zoom、Facebook)を使用し、Zoomのアカウントとメールアドレス(Googleアカウント)の事前取得が必要である。パソコンでの受講が推奨されており、有線LAN接続を推奨している。
受講者から寄せられた声
講座の受講者からは、「ワークショップの手法の一つとして対話型鑑賞を取り入れることが目的だったが、講座を通じてその可能性が一層広まった。対話型鑑賞は、観察、傾聴、内省、言語化といったコミュニケーションの本質的な要素を含んでおり、実践への活用イメージがより具体的に描けるようになった」(会社員/人材開発担当、2024年度受講)という感想が寄せられている。また別の受講者からは、「お互いの意見を聴き合いながら鑑賞を進めることで、『この作品は私たちに何を語らせるのか』を強く意識するようになり、鑑賞が一段と深まることを実感できた」(編集者/コンテンツデザイナー、2023年度受講)という声が上がっている。
アート・コミュニケーション研究センターについて
ACCは、美術の分野からコミュニケーションの問題と「生きる力」向上に寄与することを目的に2009年に設立された研究機関である。ニューヨーク近代美術館の教育プログラム「VTC(Visual Thinking Curriculum)」および「VTS(Visual Thinking Strategies)」を源流に開発された対話型鑑賞教育プログラム「ACOP/エイコップ(Art Communication Project)」を活用して、各種教育・研修プログラムを展開している。全国の美術館や他大学との共同研究、芸術祭・アートプロジェクトなどと連携した地方創生やコミュニティ創出、社会的包摂への取り組みなど、年々その活動の領域を広げている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000673.000026069.html