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俵万智『生きる言葉』が20万部突破、SNS時代の言葉の力を考える

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報道発表
俵万智『生きる言葉』(新潮新書刊)(プレスリリースより)

20万部突破のロングセラーが示す、言葉への向き合い方

歌人・俵万智さんによるはじめての「言葉」をめぐる論考作品『生きる言葉』が20万部を突破した。昨年4月の刊行から一年を経た現在も、書店のベストセラーに選ばれ続けるなど、多くの読者に長く愛されている。中高年の男性読者が中心とされてきた新書市場において、従来の枠を超え、老若男女を問わず幅広い世代の心に深く届いている点がヒットの背景にあると言える。

SNS時代の「言葉の悩み」に共感広がる

スマホとネットが日常の一部となった現代社会は、便利な反面、やっかいでもある。「言葉の力が生きる力」とも言える時代に、日本語の足腰をどう鍛えるか、大切なことは何なのかが問われている。本書は恋愛、子育て、ドラマ、歌会、SNS、AIなど、様々なシーンでの言葉のあり方を、歌人ならではの視点と自身の体験から徹底考察する。言葉を愛してやまないプロフェッショナルが考える「コミュ力」の真価が示されている。

従来の新書読者層を超えた広い支持

本書が幅広い世代に支持される理由として、SNS時代の言葉の在り方に悩む若者の存在が挙げられる。文末に「。」(句点)を打つのが若者には拒否感が強いこと、いわゆるマルハラなどの現象が注目されている背景がある。若者を中心としては「SNS疲れの特効薬」とも話題になっている。加えて、30~50代の子育て界隈には、俵さんの実体験に根差した子育てエピソードが共感を呼び、親世代の心に響いている。「思わず涙しそうになった」「心にグサグサ刺さった」等、口コミも広がり、従来の新書読者層を超え愛される一冊となっている。

年間ベストセラーランキングで上位入賞

『生きる言葉』は各種ランキングで高い評価を得ている。日販「2025年 年間ベストセラー」新書ノンフィクション部門第5位、トーハン「2025年 年間ベストセラー」新書ノンフィクション部門第5位、「オリコン年間BOOKランキング2025」形態別「新書」7位、ダ・ヴィンチ「BOOK OF THE YEAR 2025」エッセイ・ノンフィクション・その他部門第5位を獲得している。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002973.000047877.html