博多新三井ビル建替が福岡初の認定取得、ヴァーティカル・グリーンで緑化推進


博多駅前の新ランドマークが完成予定2028年
三井不動産株式会社と株式会社三井住友銀行が推進する「博多新三井ビル建替計画」が、福岡市で初めて「博多コネクティッドボーナス」と「グリーンボーナス」の同時認定を取得した。同計画は福岡県福岡市博多区博多駅前一丁目1番地に所在し、2028年の竣工を予定している。敷地面積は約1,960㎡、延床面積は約22,100㎡となり、地上13階、地下2階の構造で事務所と店舗が主要用途である。
立体的な緑が特徴のヴァーティカル・グリーン外装
本計画の最大の特徴は、博多駅に面して垂直に広がる立体的で豊富な緑を配した「ヴァーティカル・グリーン」の外装デザインである。博多駅に面したバルコニーに中高木植栽や下垂植物などを配置し、低層部の豊富な緑化により、地上から建物全体に垂直に立ち上がる立体的な緑の外装を実現する。地上広場には、歩く方向や視点によって異なる印象を与える多様な表情をもつアルミパネルの縦ラインと、四季折々に変化する緑を組み合わせたデザインのシンボル性の高い柱を配置予定である。2階レベルには周辺建物とつながる帯状の壁面緑化を施し、歩行者ネットワーク空間に彩りを添えることで、博多駅前の新たなランドマークとなる建物を計画している。
地上・地下をつなぐ回遊空間で憩いと賑わいを創出
地下広場は博多駅地下街を通じて博多駅と直結し、1階にはイベント開催も可能な地上広場を整備する。周辺とのつながりと広がりを生み出すことで、憩いと賑わいの創出を図る。地下と地上をバリアフリーでつなぐエレベーターやエスカレーターが設置され、来街者の利便性が向上する。さらに地下と地上をつなぐ大階段には豊かな緑とパブリックアートを配置するとともに、憩いのスペースとなるベンチを設けることで、来街者が気軽に滞在できる快適な空間を創出する。
入居者向けラウンジと環境配慮で実現する快適なオフィス空間
屋上には入居者専用のルーフトップラウンジを設けるほか、各フロア南東側にはヴァーティカル・グリーンの外装の緑を内側から眺めることができる入居者専用バルコニーを配置する。博多駅を望む開放的な空間の中で、入居者が仕事の合間に息抜きやリフレッシュができる環境を提供する。環境配慮の観点から、ZEB Ready(オフィス用途部分)認証および「CASBEE福岡Aランク」の取得を目指す。広場の軒天井や、大階段・広場に設置するベンチには木材を活用することで二酸化炭素の固定化を図るとともに、自然を身近に感じられる空間を創出する計画である。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001068.000051782.html