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仁科斂「丹心」が芥川賞候補に、中国の渾身作が単行本化

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報道発表
芥川賞候補「丹心」、新潮4月号掲載(プレスリリースより)

芥川賞候補となった「丹心」とは

新潮新人賞受賞作家・仁科斂による「丹心」が、芥川賞候補に選ばれた。「新潮」2026年4月号に掲載された本作は、7月15日に単行本『丹心/まごころ』として発売予定である。中国では不動産不況のため、廃墟マンションが林立している。建築家・鹿野川航のもとに、謎の中国人女性Qから廃墟マンションを美術館にしてくれという依頼が舞い込む。助手のレンが大陸に渡るところから物語が始まり、資本と欲望がむき出しになる建築現場の中で、レンは大陸のディープな混沌に翻弄される。

著者・仁科斂について

仁科斂は香港、上海、ロンドンで育ち、オックスフォード大学PPEコース卒業、東京大学大学院総合文化研究科に在籍している。2024年に「さびしさは一個の廃墟」で第56回新潮新人賞を受賞し、現在は多摩美術大学芸術学科の非常勤講師を務めている。3か国語を自在に操る著者は、幼児からの在外体験を生かし、右傾化が進み緊張が高まる日中両国の関係を背景に、中国のリアルに瑞々しい感性で迫るスケールの大きな会心作を完成させた。

単行本『丹心/まごころ』の発売情報

単行本の発売日は2026年7月15日で、四六判ハードカバー、定価は2200円(税込)である。ISBN番号は978-4-10-357141-4となっている。仁科斂は「いま書けるすべてを書き尽くしました」とコメントしており、本作への強い想いが伝わってくる。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003027.000047877.html