第3回 未来の絵金 コンテスト -ミニ屏風をつくろう 特別編-
絵師 金蔵、通称「絵金」(1812~1876年)は、幕末の土佐で活躍した絵師で、歌舞伎などの芝居を二つ折りの屏風に描いた「芝居絵屏風」を大成させました。芝居絵屏風は土佐の各地で絵金や弟子たちによって描かれ、これらを描いた絵師も、“絵金さん”と呼ばれました。土佐ではついこの間まで、子どもが絵を描いていると「絵金になるかや」(絵描きになるのか)といわれ、絵金は画家の代名詞ともなっていました。
絵金蔵では絵金文化が末永く後世へ繋がっていくことを願い、未来の絵金を見つけるコンテストを開催いたします。入賞作品は、芝居絵屏風を模したミニ屏風にし展示いたします。皆さま奮ってご応募ください。
今回は特別編、連続テレビ小説「あんぱん」をきっかけに、やなせたかし先生ゆかりの地である物部川エリアで始まる観光博覧会「ものべすと」に合わせ、やなせ先生にまつわるテーマで作品を募集します。