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ヨンデミー、豊橋市立津田小学校で子どもの読書量が全国平均の2倍超えに

株式会社Yondemy
~家庭で読書習慣がなかった児童の41%が全国平均以上に成長、夏休みも71%が自主的に読書継続~

子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」を運営する株式会社Yondemy(本社:東京都新宿区、代表取締役:笹沼颯太)は、愛知県豊橋市立津田小学校における実証実験の結果を発表いたします。
本サービス導入からわずか1ヶ月で、児童一人あたりの読書量は全国平均の推定約2倍以上に達し、学校図書館の貸出冊数も前年比2.4倍に急増しました。また、これまで家庭でほとんど本を読んでいなかった児童の41%が全国平均レベル以上の読書量を達成。夏休み期間中も全校生徒の71%が自主的にサービスを利用するなど、読書習慣の定着と学習意欲の持続が確認されました。




背景
近年、全国的に子どもたちの「読解力低下」が深刻化しています。7月に公表された2025年度「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」では、小学6年生の成績が前年を下回り、特に思考力や表現力を問う「記述式」問題の正答率の低さが浮き彫りになりました。(※1)

津田小学校でも「設問の意図を読み取れない子が増えている」との声が上がるなど、多くの児童の読解力不足に危機感を抱いていました。その背景には、デジタルデバイスの普及による“文字離れ”があるとされ、同校ではこれまでも読書活動の推進に力を入れてきました。
しかし一方で、「子どもが選ぶ本のジャンルの偏り」や、家庭での読書習慣の有無による「見えざる読書格差」といった課題も顕在化。導入前の調査では、全校児童の約4割が家庭での読書時間ゼロという実態も明らかになっています。

こうした状況を打破すべく、津田小学校は2025年6月より、子ども一人ひとりに寄り添った読書体験を提供し、本を通じて学びと成長を支援する「ヨンデミー」の実証実験を開始しました。
※1…文部科学省「全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)」
■ 実証実験成果サマリー
1. 圧倒的な読書量の増加
学校図書館の貸出冊数は前年比2.4倍に急増。先行導入した1年生では2.8倍を記録しました。
読了冊数は全国平均の1.5倍に達し、特に1年生は全国平均の推定約2倍にあたる月平均59.2冊を読了し、導入後1ヶ月で全国平均を大きく上回る読書量を示しました。




2. 不読層から“読書家”へ変化
導入前の保護者アンケートでは、家庭での読書時間を聞く質問に関して「全く読書をしていない」と答えた割合は39%にのぼり、週に1日も本を読まない、または1冊も読まないといった読書習慣のない状況が確認されていました。
ヨンデミー導入後は、上記のような読書習慣のない層のうち41%が全国平均以上の冊数を読了。さらに、この層において、タブレットを持ち帰り、家庭でも読書感想記録を行った児童は32%に達するなど、家庭での主体的な読書習慣の形成にも効果が見られています。

3. 夏休みも続く、主体的な学びの習慣化
学校からの働きかけがない夏休み期間中も、全校生徒の71%が自主的に読書記録を継続。中には30日以上、毎日欠かさず読書を続けた児童もいました。さらに、不読層だった児童の44%が夏休み中も継続利用し、主体的な学びの習慣が根づいています。

4. 教室に生まれた「本の会話」文化
導入前には児童の45%が「友達と本の話をしない」と回答していましたが、導入後は読んだ本の感想を共有する会話が増加しています。さらに、アプリの感想機能を通じて「この本おすすめ!」と友達におすすめし合う動きも広がり、教室に新しい読書文化が根づき始めています。

5. 読書のジャンル幅が拡大
ヨンデミーの導入により、これまで好みのジャンルに偏っていた児童たちが、新たなジャンルの本にも挑戦するようになりました。
学習漫画中心だった児童が本格的な児童書を読了するなど、読書の幅が広がる成果が見られます。

6. 教育の質向上と多様な子どもへの効果
・データ活用による実態把握
これまで曖昧だった児童の読書状況を正確に可視化し、先生方の指導改善に活用可能に。
・学習態度の改善
「以前は落ち着きがなかった子が、本を読むようになってから落ち着いてきた」と教頭先生が証言するなど、児童の姿勢や集中力にも良い変化が見られています。
・多様性への対応
日本語を母語としない児童も、わずか2ヶ月で100冊を読了。保護者からはポルトガル語で「娘が言葉をあまり理解していなくても、読めるようになったのが嬉しい」との感謝の声が寄せられるなど、多様な背景を持つ子どもたちの学習を支えています。




【実証実験の概要】
実施期間:2025年6月開始
実施校 :豊橋市立津田小学校(愛知県豊橋市横須賀町宮元3-1)
実施開始:2025年6月予定
活用場面:毎日のお昼の10分間の読書タイム、およびご家庭を中心に「ヨンデミー」を活用

■ 豊橋市津田小学校 校長 滝川昌男氏 コメント
ヨンデミー導入後、一人あたりの読書量が増えているのは、読書記録や貸出冊数からみても明らかで、ともてうれしく思います。
増えた要因としては、教員だけでなく、保護者の関わりも大きいと思います。これを継続して、一過性のものではなく習慣化することが大事です。引き続き、学校と家庭が連携して取り組んでいきます。

今後の展望
Yondemyは、これまでの成果を踏まえ、読書習慣がまだ定着していない子どもたちへの働きかけを一層強化するとともに、幅広いジャンルの選書を充実させ、子どもたちの関心と学びの可能性を広げてまいります。
今後も、公教育機関や自治体との連携をさらに強化し、全国の子どもたちに豊かな読書体験を届けてまいります。
読書教育を通じて、一人ひとりの学びと成長を支える未来の実現に貢献してまいります。

【関連情報】
本実証実験の成果や取り組みの詳細、子どもたちの変化の様子は、noteにてご覧いただけます。
▼実証実験の記事はこちら
https://note.com/yondemy/n/n35a2cb5681a7

<教員無償化プロジェクトについて>
Yondemyでは、読書教育を学校現場で実践するための取り組みとして「教員無償化プロジェクト」を実施しています。まずは「お子さんをお持ちの小学校教員」の方を対象に、「ヨンデミー」を無償で提供しています。
▼紹介ページ・ご応募はこちら
https://yondemy.wraptas.site/kyoin_free_pj
会社概要
株式会社Yondemyは、子どもが楽しみながら読書習慣を身につけることを支援する、オンライン習い事「ヨンデミー」を開発・運営しています。
本を読む楽しさを伝え、一人ひとりに合った読書の機会を広げることで、子どもたちの成長をサポートし、“読書を習う”という新しい文化の創造に挑戦しています。

会社名 :株式会社Yondemy
代表者 :代表取締役 笹沼颯太
設立日 :2020年4月13日
所在地 :〒104-0031 東京都中央区京橋3丁目6-18 東京建物京橋ビル5階xBridge-Kyobashi
事業内容:子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」の開発・運営等
URL  :https://lp.yondemy.com/
子どもが読書にハマるオンライン習い事「ヨンデミー」



「ヨンデミー」は、「読書は、一生モノの習い事」をテーマに、AI ヨンデミー先生のサポートとゲーム感覚で楽しめるアプリによって、子どもが読書にハマるオンライン習い事です。月額定額制で小学生を中心にご利用いただいております。特徴は、1.AIによる子ども一人ひとりの好み・レベルに合わせた選書、2.本の楽しみ方を1日3分で学べるミニレッスンを土台とした習慣化支援、3.キャラクターとの冒険やバッジ・レベルアップなどのゲーミフィケーションです。おうち読書をサポートすることで、子どもたちが「楽しく・たくさん・幅広く」本を読めるようになる成長を実現しています。
「ヨンデミー」サービスサイト


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