岡山県の顔となれ!「JR桃太郎線 オリジナルヘッドマークデザイン募集、絵画募集」
「有名な昔話といえば?」と尋ねられたとき、『桃太郎』を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。本公募では、桃太郎伝説の生まれたまち・岡山県を走るJR桃太郎線(吉備線)のオリジナルヘッドマークと絵画を募集しています。締切は、2023年5月15日。絵画コンテストは、岡山県内の小学生以下のお子様限定です。最優秀賞作品はヘッドマークに採用されるほか、5万円のギフトカードと1万円相当の岡山県特産品詰め合わせが贈られます。
桃太郎といえば、岡山県
イヌ・サル・キジを引き連れて鬼退治に向かう昔話、桃太郎。日本人なら知らない人はいないほど有名なお話です。岡山県には、そんな『桃太郎』の原型になった吉備津彦命による温羅(うら)退治の伝説があります。おみやげ売り場にきびだんごが並んでいることからわかるように、岡山県にとって桃太郎はとても重要な存在。
本公募では、岡山県を走るJR桃太郎線のヘッドマークデザインと絵画(絵画は県内の小学生以下のみ)を募集します。絵画は、列車内のポスターなどに使用予定です。桃太郎とともに生きる岡山県だからこそ、県民からの注目度はかなり高いと言えるのではないでしょうか。
岡山に伝わる桃太郎伝説は切ない…
桃太郎伝説は、岡山県で生まれたとされています(諸説あり)。しかし、岡山県に伝わる桃太郎伝説は、現在親しまれている昔話とは少し内容が異なります。冒頭の話の流れは、以下の通りです。
昔々、吉備(岡山県)には温羅という名の鬼がいた。桃太郎のポジションに位置する吉備津彦命は、王の命令によって、温羅を退治した。しかしある夜、吉備津彦命は温羅の夢を見た。そこで彼は、温羅が里の人々に愛されていたことを知る。温羅は、鬼などではなかったのだ…。
勧善懲悪のストーリーではなく、「いったい悪とは何なのか?」と考え込んでしまいそうな、切なくも深い物語が展開されています。一般的な桃太郎のストーリーだけではなく、岡山県に昔から伝わる切ない物語も、作品に込めてみるといいかもしれません。
桃太郎について考えるきっかけに
担当者からは、このようなメッセージをいただいています。
「日本遺産『桃太郎伝説の生まれたまち おかやま』推進協議会では、吉備路エリアに点在する桃太郎伝説ゆかりの文化財を訪れてもらうきっかけになればと、オリジナルヘッドマークのデザインを募集しています。この機会に『桃太郎伝説』のストーリーを知っていただき、魅力的なデザインの応募をお待ちしています」
吉備路エリアとは、岡山市北西部〜総社市のエリアを表す総称です。全国から、多くの客が集まる観光地であり、桃太郎線が走るメインエリアでもあります。「鬼城山(きのじょうざん)」や「吉備津彦神社」など、桃太郎伝説を伝える文化財が多く存在します。この機会に、さまざまな情報を調べたり、実際に岡山県を訪れたりして、桃太郎について考えてみるといいかもしれません。
県内の人はもちろん、県外から来た観光客からも愛されるヘッドマークや絵画を生み出してみましょう!
公募情報ライター。公募デビューは7歳。おいしいものとソシャゲと大相撲が好き。朝ごはんは白米派。
出典: https://momotaro-headmark.jp/
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