障がい者の才能が輝く!須磨UBPのデザインコンテストで2連覇達成


神戸市の須磨海岸で、誰もが楽しめるビーチづくりを目指すNPO法人須磨ユニバーサルビーチプロジェクト(須磨UBP)が運営する就労継続支援B型事業所「Base」で、第2回「デザインコンテスト」が開催された。このコンテストは、障がいのある人もない人も共に参加し、創造性を発揮する場として注目を集めている。
今年のテーマは「須磨での夏のユニバーサルビーチ開催を告知するチラシ」。参加者たちは、Canvaを使用して個性豊かなデザインを制作。経験豊富な方から初心者まで、それぞれのペースで丁寧に作品を完成させた。審査の結果、昨年に続いてIさんが見事2連覇を達成。優勝者のIさんは「一年間の学びと研究の成果が報われた」と喜びを語った。
このコンテストの特筆すべき点は、制作されたデザインが実際に活用されることだ。入賞作品は須磨UBPのSNSで使用されるほか、過去には行政イベントや企業連携の広報物として採用された実績もある。こうした実践の場は、参加者にとって大きなやりがいとなり、社会とのつながりを実感できる貴重な機会となっている。
須磨UBPの代表である木戸俊介氏は「楽しみながらスキルを磨き、社会とのつながりを実感できる取り組みとして、Baseならではの『おもしろいこと』を形にしていきたい」と今後の展望を語った。同プロジェクトは、障がいを持つ人やお年寄り、小さな子どもまで、誰もが楽しめるユニバーサルデザインなビーチの普及活動を行っており、その取り組みは教科書にも掲載されるなど、社会的にも高く評価されている。
このデザインコンテストは、障がいのある人々の才能を引き出し、社会参加を促進する新しい形の取り組みとして、今後も注目を集めそうだ。須磨UBPの活動は、InstagramやFacebookで随時更新されており、ユニバーサルビーチの魅力や参加者たちの活躍を知ることができる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000126.000074318.html