デザイン誌「AXIS」最新号が描く、インハウスデザインの未来像 - 2025年モデルを徹底解剖


デザイン業界の最前線を伝え続けるデザイン誌「AXIS」の最新号が7月1日に発売される。今号の特集は「インハウスデザインの2025年モデル」。企業内デザイン部門の最新動向と未来像を多角的に探る意欲的な内容だ。
表紙を飾るのは、エンジニアリングとデザインの融合で注目を集めるnomena(ノメナ)の創設者、武井祥平氏。「手を動かす人にしか到達できない意識の領域がある」という彼の哲学は、デザインの新たな可能性を示唆している。
特集では、富士フイルムの構造色インクジェット技術やメルカリのデザイン組織再編など、最先端の取り組みを紹介。さらに、資生堂クリエイティブの美学継承や、インハウスとフリーランスを両立する新世代デザイナーの姿勢など、多様な視点からインハウスデザインの現在と未来を描き出す。
注目すべきは、インハウスデザインの役割拡大だ。単なる制作部門から、企業戦略や文化形成に深く関わるプラットフォームへと進化しつつある様子が浮き彫りになる。NECやNTTドコモビジネス、富士フイルムの幹部による鼎談では、「戦略と創造の交差点」としてのインハウスデザインの可能性が議論される。
本特集は、デザイン業界関係者はもちろん、企業経営者や組織改革に関心を持つビジネスパーソンにとっても示唆に富む内容となっている。デザインを通じた組織と個人の新たな関係性、そして創造性と戦略の融合がもたらす未来像を、本誌から読み解くことができるだろう。
AXIS vol.233は全国の主要書店で購入可能。オンラインでの購入や定期購読も受け付けている。デザインの未来を探る貴重な一冊として、ぜひ手に取ってみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000027474.html