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みんなのコレクションにわたしのデザインを!「入笠山開山祭 記念バッジデザイン募集」

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入笠山観光連絡協議会は、「入笠山開山祭 記念バッジデザイン」を募集しています。最優秀賞には最優秀賞には2万円相当の賞品が贈られます。締切は2024年10月31日。山のお土産や、コレクションアイテムとしても人気の山バッジをデザインしてみませんか?

入笠山は“花の宝庫”

標高1955mの入笠山(にゅうかさやま)は、長野県の中西部にある赤石山脈最北端の山です。「花の百名山」としても知られ、可憐なニホンスズランをはじめ、さまざまな花に出会える“花の宝庫”。

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山頂には八ヶ岳やアルプス、富士山を臨む360度の大パノラマが広がります。2000m級の山ながら、麓から山頂近くまでゴンドラでアクセスできるのもうれしいところ。登山初心者でも、四季折々の植物や景色に何度も会いに行くことができます。

 

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北東側の斜面にある富士見パノラマリゾートでは、冬季はスノースポーツ、夏季は登山だけでなく、マウンテンバイクやパラグライダーを楽しめます。山頂付近にはJAXAの「入笠山光学観測所」が設置され、スペースデブリと小惑星の探索に使用されているそう!

 

最優秀賞は5年間使われる!

入笠山の夏の登山シーズンの始まりとなる開山祭は毎年初夏に行われています。本コンテストで募るのは、この開山祭で配られる記念バッジのデザインです。

 

前回の受賞作品を見てみましょう。前回は入笠湿原一面に咲き誇る「すずらん」をメインテーマとし、入笠山のイメージが伝わるデザインを募集していました。

 

 

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前回最優秀賞作品/2024年開山祭のバッジ
 

 

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前回優秀賞作品
 

今回は入笠山の自然をテーマに、入笠山のイメージが伝わるデザインを募集しています。最優秀賞に選ばれた作品の絵柄は、2025年度から5年間使用されます。

集めたくなる山バッジ

開山祭などの山のイベントで配布されるほか、山小屋やふもとの売店で売られているバッジは「山バッジ」と呼ばれています。小さなスペースに山の名前や標高、それぞれの山の姿や山小屋、特徴的な高山植物、登山道具などがぎゅっと描かれています。日本百名山を登りながらバッジを集める人や、中にはバッジを手にいれるために全国各地の山をめざすコレクターもいるとか。山バッジは、かねてから手ぬぐいとともに山のおみやげの代表格でしたが、昨今の山ブーム再来で、若い山好きの人たちからも注目されています。

 

そんな山バッジのデザインを募る本コンテスト。おすすめポイントは3つあります。

 

まず1つ目に、前述のとおり入笠山が魅力たっぷりの愛すべき山であること。

 

2つ目は、山バッジデザインの公募は珍しいこと。山バッジの図案は、その山にゆかりのある画家やイラストレーター、デザイナーなどが作ることが多く、一般公募はあまりありません。調べたところ、最近では2014年に八ヶ岳開山祭が60周年を迎えるにあたり記念バッジの図案を募集したくらいのようでした。山関連の過去のデザイン公募としてほかには、登頂記念スタンプラリーのアプリのデジタルスタンプ図案の募集がありました。本公募の次回開催があるとすれば5年後ですが、必ず開催される保証はないため、貴重なチャンスです。

 

3つ目のポイントは、山バッジが長く大切にしたくなるアイテムであることです。小さくて、山やイベントごとに絵柄の異なる山バッジは、思わず誰かに贈ったり、集めたりしたくなりますよね。ぜひ、ずっと手元に置いておきたくなるようなステキなデザインを考えてください!
 

担当者からは「今回はテーマを絞らず、さまざまな発想のデザインを期待しています」とのメッセージをいただきました。

 

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入笠山の開山祭記念バッジが配られるのは年に一度。同じ絵柄が5年間使われるとしても、たった5日間しか手に入らないレアバッジなのです。レア度+あなたのデザインでコレクターの心を鷲掴みにしましょう!


ライター
本川かや

公募情報ライター。特に注目しているのは、文芸とアート系。作品や取材先の方の言葉に胸を震わせながら執筆している。藤井風さん、落語家の柳家緑太さんが好き。