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せきしろの自由律俳句 第92回「読む」結果発表

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せきしろ自由律
結果発表
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【自由律俳句とは】

自由律俳句は定型ではなく、自分のリズムで詠む俳句です。

「俳句にしたい!」と感じた情景を句にしてください。(せきしろ)

 

結果発表

第92回 課題: 読む

 

せきしろの一句

稲川淳二のコンビニ本捲り待つ町中華

 

最優秀賞

国語のテストは静か

( 東京都 めめめい 17歳)

そもそもテストは静かなものだが、たしかに国語のテストは文章を読む時間があるから他の科目より静かなのかもしれない。気づきが素晴らしい。

 

 

優秀賞

すぐそこに行ける俳句がある

( 千葉県 ような恵 26歳)

俳句は風景を切り取ったものであるから、その描写が素晴らしければ素晴らしいほど風景が浮かびあがり、その場にいるような気になるのだ。

 

 

間違って読まれた掛け軸依然凛と

( 大阪府 フルカワ 33歳)

掛け軸は無機物ではある。しかしながら、凛としているという描写が良い。しかも「依然」と。なんだかこの掛け軸のようにありたいなと思わせてくれる。

 

イラスト:飯田研人/撮影:賀地マコト

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