直木賞作家として知られる三浦しをんが、ネイルカルチャーへの貢献を認められ「ネイルオブザイヤー2024」を受賞することが決定した。この受賞は、11月25日に発売される最新作『ゆびさきに魔法』の刊行と時期を同じくしており、作家生活と美の世界が交差する特別な出来事として注目を集めている。

『ゆびさきに魔法』は、ネイルサロン『月と星』を舞台に、爪に魔法をかけるように人々の心を癒すネイリストの物語。巻き爪に悩む居酒屋の大将や育児に忙しい母親、ネイル愛を隠す国民的俳優など、様々な人生模様が繊細なタッチで描かれる。三浦しをんならではの職業小説の新境地として期待が高まっている。

受賞を記念して、三浦は11月24日、25日に東京ビッグサイトで開催される「東京ネイルエキスポ2024」に登場。日本ネイリスト協会理事長の仲宗根幸子氏とのトークショーやサイン会も予定されており、YouTubeでのライブ配信も実施される。会場では新刊『ゆびさきに魔法』の数量限定販売も行われる。

「ネイルオブザイヤー」は1996年に創設され、今年で29回目。ネイルカルチャーの発展に貢献した著名人に贈られる権威ある賞として知られている。

出典：https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000546.000043732.html