ヒグチユウコら22名の実力派アーティストが能登半島地震支援に集結―銀座で「Place in my heart」展開催中
ポーラ ミュージアム アネックスは、能登半島地震の被災地支援を目的としたチャリティオークション「Place in my heart」展を2024年11月8日から12月1日まで開催している。人気イラストレーターのヒグチユウコをはじめ、鈴木ヒラク、野口哲哉など、日本を代表する22名のアーティストが参加する注目の展覧会だ。
展示作品は「ふるさと、故郷、HOME」をテーマに制作されたオリジナル作品23点とドローイング18点。ヒグチユウコは1770年代の推定アンティーク本に和紙、水彩などで描き込んだ作品を出展し、鈴木ヒラクはシルバーインクと青墨を用いた幻想的な作品「無題(光)#25」を制作。また、能登の漆職人と協働で作品を制作したアーティストもおり、多彩な表現で「HOME」の概念に迫っている。
作品の販売方法は2種類。オリジナル作品はサイレントオークション(入札のみで競りは行わない方式)で、ドローイングは1点15万円(税込)での抽選販売となる。11月11日午前11時からオンラインで受付を開始しており、売上は全額、日本赤十字社「令和6年能登半島地震災害義援金」に寄付される。
会場では各アーティストによる作品や制作意図についてのコメントも展示。被災地への想いが込められた作品の数々を、無料で鑑賞することができる。