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"ぷるぷる"した手足のアート?京都の若手作家が仕掛ける新感覚の日本画展が蔦屋書店で開催

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アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

京都を拠点に活動する新進気鋭のアーティスト、タニグチカナコによる作品展「吉祥」が、2024年12月9日から京都 蔦屋書店で開催されることが発表された。本展では、日本画の伝統技法と現代的な感性を融合させた独創的な作品群が展示される。

注目すべきは、人とのつながりやコミュニケーションをテーマに据えた手足のモチーフだ。和紙を幾重にも重ねることで生み出される独特な質感は、まるで人肌のような温もりを感じさせる。作品からは"ぷるぷる"、"むにむに"とした触感が伝わってくるという。

タニグチは1996年広島県出身。被爆3世という背景から、血のつながりや人との関係性に深い関心を寄せている。その想いは、日本画の素材である和紙や墨を用いた表現技法に昇華され、独自の作風を確立している。

本展では、華やかな新作に加え、実物でしか体感できない質感にこだわった代表作《eye》も展示。また、掛け軸形式の作品など、伝統と革新が織りなす多彩な作品群を楽しむことができる。

展覧会は2025年1月10日まで開催。作品は会場での販売のほか、アートのオンラインマーケットプレイス「OIL by 美術手帖」でも購入可能。入場は無料となっている。京都髙島屋S.C.内という好アクセスな立地も、気軽にアートに触れる機会として注目を集めそうだ。

出典:https://store.tsite.jp/kyoto/event/t-site/43922-1304511112.html