若手アーティストの夢を街に描く!世田谷区の建設現場が"アートギャラリー"に変身
世田谷区の建設現場で、アートが街の景観を一新する取り組みが注目を集めている。不動産投資支援企業のフェイスネットワークが主催する「まちからアート 仮囲いデザインのアイディアコンテスト」の受賞作品が、世田谷区砧の建築現場で展示されることとなった。
このユニークな取り組みは、同社が展開する「世田谷ドリームプロジェクト」の一環として実施されているもので、今回で3回目を迎える。コンテストのテーマである「まちのチカラ」のもと、29歳以下の若手クリエイターたちが、建設現場の仮囲いを彩るアート作品を制作。最優秀賞1点、優秀賞1点、入賞2点の計4作品が選出された。
展示場所となる世田谷区砧の建築現場は、小田急小田原線「祖師ヶ谷大蔵駅」から徒歩約7分の場所に位置する。周辺には小学校や地域に愛される公園があり、多くの人々の目に触れる場所となっている。建設工事中の殺風景な仮囲いが、若手アーティストたちの感性によって、街の新たなアートスポットへと生まれ変わる。
フェイスネットワークは、東京の城南3区(世田谷区、目黒区、渋谷区)を中心に不動産投資支援事業を展開する企業。同社は今後も展示エリアを拡大し、より多くの人々にアート作品を楽しんでもらえるよう計画している。建設現場という意外な場所でアートと出会える機会を創出することで、街の賑わいづくりと若手アーティストの支援を同時に実現する新しい試みとして、注目を集めている。
受賞作品は、特設サイトやInstagramでも公開されており、オンラインでも鑑賞することができる。建設現場の仮囲いが、若手アーティストの夢と地域の魅力を発信する新たなキャンバスとして、街に彩りを添えている。