SDGs学生小論文アワードで明治大学が快挙!地域創生とオープンイノベーションで大賞・優秀賞をW受賞
住友理工が主催する「第10回 SDGs学生小論文アワード」において、明治大学政治経済学部の奥山雅之ゼミナールから2つのグループが大賞と優秀賞を受賞するという快挙を成し遂げた。同アワードは、東京大学未来ビジョン研究センターの高村ゆかり教授を審査委員長に迎え、オープンイノベーションによる社会課題解決をテーマに開催された。
大賞を受賞したのは、儘田咲さん、庄野花衣さん、永瀬翔大さんのグループによる「プロデューサーシップで推進する地域のオープンイノベーション」。この論文は、富山県でのNPO法人ZESDAの活動事例と、福井県南越前町での特産品「吊るし柿」の販売促進実験を通じて、地域産業の発展におけるプロデューサーの重要性を実証的に示した内容となっている。
一方、優秀賞に輝いた山口彩花さん、石井翔さん、阿部ひなたさんのグループは、「『思いやり』からはじまるオープンイノベーションと地域創生」と題した論文を執筆。福島県大熊町でのキウイのアップサイクル活動を事例に、地域創生におけるオープンイノベーションの成功には「思いやり」が重要な役割を果たすことを明らかにした。
大賞を受賞した儘田さんは、「産業の担い手不足が深刻化する中、プロデューサーシップの推進を提案した」と語り、優秀賞の山口さんは「思いやりを大切にし、地域創生に貢献していきたい」と今後の抱負を述べている。これらの研究成果は、地域創生とオープンイノベーションの新たな可能性を示すものとして注目を集めている。
出典:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000172.000119558.html