【業務効率化の"逆説】「無駄な雑談」が最高のアイデアを生む!博報堂が明かす驚きの法則とは
広告業界の最前線で活躍する博報堂から、創造性を引き出す新たな発想術が公開された。同社ブランドコンサルティング局の岡田庄生氏による新刊『博報堂のすごい雑談』が、2024年11月28日にSBクリエイティブより発売となる。
近年、業務効率化の名のもとに「無駄」として切り捨てられがちな雑談。しかし、博報堂では逆にこれを推奨しているという。ある大学の研究グループが同社の会議を分析したところ、同社の卓越したアイデア創出力の源泉として「雑談」の存在が浮き彫りとなった。
本書では、これまで社内で暗黙知として受け継がれてきた「雑談術」を初めて体系化。特に注目すべきは、わずか10分で相手との距離を縮める独自のテクニックや、会話からアイデアを連鎖的に生み出す「話し方」「聞き方」の極意だ。さらに、短時間でアイデアを量産できる「ひとりブレスト法」など、実践的なノウハウも満載となっている。
オンライン会議の普及により、従来のような対面でのコミュニケーションが減少する中、「打ち合わせで活発な議論が生まれない」「社員からアイデアや意見が出ない」といった課題を抱える企業は少なくない。本書は、そんな現代のビジネスパーソンに向けた、創造性を解放するための具体的な処方箋となるだろう。
なお、本書は2017年発刊の『博報堂のすごい打ち合わせ』を大幅に改訂したもので、四六判208ページ、価格は1,650円(税込)となっている。