「幻の商品」が蘇る!? 人気より心意気を買う展示会、あなたの推しグルメを大募集
フードロス削減に取り組むソーシャルグッドマーケット「Kuradashi」を運営する株式会社クラダシが、ユニークな展示会の開催を発表した。その名も「にんきよりこころいきを買ってください展」。2025年3月に東京ミッドタウン八重洲で開催予定のこのイベントでは、惜しくも定番化されなかった食品や飲料を展示・販売する。
日本では年間約5,000品もの新商品が生まれるが、そのうち約70%は発売年内に姿を消してしまうという。この現状を踏まえ、クラダシは「食の世界で発生している『GOOD BYE』を、皆さまの『GOOD BUY』に変えて、メーカーの挑戦を称えたい」という想いから本企画を立ち上げた。
展示・販売する商品の募集も開始。開発者が思い入れを込めて作った商品や、もう食べられなくなってしまった懐かしの味、再販を望む声の多い限定フレーバーなど、自薦他薦を問わず幅広く受け付ける。募集期間は2024年12月10日から2025年1月24日まで。
この展示会は、消費者にとっては幻の商品と出会えるチャンス。一方、メーカーにとっては自社商品の魅力を再アピールする絶好の機会となりそうだ。食品ロスの削減にも一役買う可能性を秘めた本イベントに、業界からの注目が集まっている。
なお、クラダシが運営する「Kuradashi」は、フードロス削減を目指すソーシャルグッドマーケット。2024年9月末時点で、累計25,333トンのフードロス削減量、67,159t-CO2のCO2削減量を達成。さらに、売上の一部を環境保護や災害支援などに活用しており、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを推進している。
食品業界の裏側や、消費者の知らなかった商品の物語に触れられる貴重な機会。あなたの「また食べたい」が、思わぬ再会を生むかもしれない。応募・推薦は公式フォームから受付中だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000561.000014485.html