商用利用可能なAIアート生成AI「Emi 3」が無料公開、クリエイターの可能性を広げる
![](https://dfu5tnchbcr8f.cloudfront.net/strapi/article_33038_keyvisual_99ae70ca0c.jpeg?format=webp&width=3840)
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AI Picasso株式会社が、高品質AIアート用画像生成AI「Emi 3」を商用利用可能で無償公開した。このツールは、イラスト、アニメ、マンガなどの表現に特化しており、クリエイターの創作活動に新たな可能性をもたらすと期待されている。
Emi 3の特徴は、その高い表現能力にある。最先端の基盤モデル「Stable Diffusion 3.5 Large」を使用し、約200単語の詳細なプロンプトにも対応可能だ。AI Picasso社独自のノウハウを組み込むことで、非常に高い表現力を実現している。例えば、「Happy Holidays!」と話す少女や、手に炎をまとった男子のイラストなど、複雑な要素を含む画像も生成できる。
倫理的配慮も重視されており、Emi 3の基盤モデルは同意のない画像を学習しないというオプトアウト方針を採用している。これにより、ユーザーは安心して利用できる環境が整っている。
さらに、Emi 3は商用利用を前提とした設計となっており、個人、企業問わず自由に利用可能だ。これにより、創作活動から事業展開まで幅広い活用が期待される。
AI Picasso株式会社の親会社であるAIdeaLabは、アニメーターの長時間労働改善を目的とした動画生成AI基盤モデルの開発も進めている。経済産業省の支援のもと、クリエイターの声を反映した技術提供を目指している。
Emi 3の開発過程では、クリエイターとの対話を重視し、X(旧Twitter)やDiscordを通じて幅広い意見を取り入れている。この姿勢は、AIと人間の共創を促進し、より使いやすいツールの開発につながっている。
AI Picasso株式会社では、キャラクター画像生成AIをはじめとするAI開発に関する相談も受け付けている。Emi 3の登場により、クリエイティブ業界に新たな風が吹き込むことは間違いない。今後のAI技術の発展と、それによるクリエイターの可能性の広がりに注目が集まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000033.000113219.html