小学生の感謝の心が広がる!ファミマの手紙コンテストで新設SDGs賞に注目
ファミリーマートが主催する「ありがとうの手紙コンテスト2024」の受賞者が発表された。16回目を迎える今年は、全国265校・団体から3,451通もの心温まる手紙が寄せられ、文部科学大臣賞をはじめとする各賞の受賞作品が決定した。
今年の最大の注目点は、新設された「SDGs賞」だ。近年の子どもたちの感謝の対象が、身近な人だけでなく自然や環境にまで広がっていることを受けて設けられたこの賞には、「ありがとうお肉さん」「ちきゅうさんへ」「しぜんさんへ」など、日常生活の中でSDGsを自然に意識している作品が選ばれた。
文部科学大臣賞に輝いたのは、国立学園小学校3年生の田中夢乃さんの「伝え続けてくれる人へ」。審査員長を務めたジャーナリストの池上彰氏は、「環境へのやさしさ、そして学校のやさしさに出合う審査となりました」と講評している。
池上氏はさらに、「こどもたちの感謝の対象が自然、地球、木などにまで広がっていることが印象的でした」と述べ、教育現場での先生方の熱心な指導にも言及。「暗い話題が多い昨今、このように素晴らしい先生方が頑張っておられる限り日本の教育は大丈夫」と、希望に満ちた見解を示した。
受賞作品の表彰式は2025年1月より順次実施される予定で、受賞者には表彰状と副賞が贈られる。また、応募者の在籍する学校には活動報告書「ファミリーマートありがとうの手紙コンテスト2024受賞作品集」が届けられる。
ファミリーマートは「あなたと、コンビに、ファミリーマート」のスローガンのもと、地域に寄り添い、お客様一人ひとりと家族のようなつながりを持ちながら、便利さの先にある、なくてはならない存在を目指すとしている。この手紙コンテストを通じて、子どもたちの豊かな感性と、より良い社会への希望が垣間見える結果となった。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001575.000046210.html