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松下洸平、初エッセイ集で明かす素顔と葛藤!「悔しさにも感謝」の意外な告白に迫る

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作文・エッセイ
エッセイ
報道発表
撮影/山口宏之(プレスリリースより)

人気俳優・松下洸平が、初のエッセイ集『フキサチーフ』を刊行し、話題を呼んでいる。12月16日に東京・渋谷で開催された出版記念トークイベントでは、松下自身が本書に込めた思いを語り、ファンを魅了した。

『フキサチーフ』は、雑誌『ダ・ヴィンチ』での連載エッセイに加え、書き下ろし2篇を収録。タイトルの「フキサチーフ」とは、画家が作品を色褪せから守るために使う定着液のこと。松下は日々の出来事や感情を「書く」ことで、自身の人生を定着させようとしたのだろう。

本書では、デビューまでの苦悩や俳優を目指したきっかけなど、これまで明かされなかった松下の素顔が垣間見える。「一つ一つの悔しかったことに対しても、『ありがとう』と思います」と語る松下。その言葉からは、過去の経験を糧に成長してきた様子が伝わってくる。

イベントでは、36本のエッセイの中でも特に気に入っているという「鬆」の章について言及。深夜に珍しい漢字を探し続けてしまう自身のエピソードを面白おかしく綴った内容だという。こうしたユーモアも、読者を惹きつける魅力の一つだ。

松下は本書について「自分の約3年半のすべてがここに詰まっている」と語る。多忙な日々の中で丁寧に綴られた文章には、彼の誠実な人柄が表れている。また、装画や挿絵も松下本人が担当しており、美術の才能も発揮されている。

「みなさん自身の心の中にもお守りのようにして、何かに悩んだり悲しい気持ちになったときに読んで、もう1日頑張れる力を皆さんにお届けできればいいな」という松下の言葉に、ファンは大きな共感を寄せている。

俳優としての活動だけでなく、シンガーソングライターとしても活躍する松下。2024年1月からは全国ツアーも控えており、さらなる飛躍が期待される。『フキサチーフ』を通じて、松下洸平の新たな一面を発見できるかもしれない。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000016088.000007006.html