試練の50代を乗り越えて「還暦スマイル」を手に入れた南果歩


乳がんとうつ病、2度の離婚──試練の50代から還暦への転機
俳優の南果歩さんは、2016年に乳がんに罹患し、2017年には元夫の不倫報道によって重度のうつ病に陥った。さらに2018年に2度目の離婚を経験するなど、50代は人生最大の試練の時期となった。しかし60歳の還暦を機に、南さんは笑顔を取り戻し、新たな人生を歩み始めた。この心身の回復のプロセスと、今を生きるための知恵をまとめたエッセイ『還暦スマイル 〜人生を笑顔で生きるために必要なこと』を、2月18日に小学館より発売する。
役割を捨てて「一個人」に戻る選択
重度のうつ病に陥った南さんは、当時の心境を「真っ暗な崖に立ち、ほんの指一本でコツンと弾かれて落とされ、果てしなく深く辿りつかない奥底に落ちていく感じ」と表現している。どん底を経験した中で、南さんが辿り着いたのは、肩書きや役割を捨て、「一個人」として生きるという選択だった。
還暦とは十干十二支が60年で一巡して、生まれた干支に還ることを意味する。赤いちゃんちゃんこを着るのは、赤ちゃんに還る、つまり生まれた時の自分に還って第2の人生を歩むという意味を含んでいる。南さんは還暦を機に、周囲に振り回されることのない、自分自身の人生を歩み始めた。
自分の「好き」を優先することから始まる
南さんが笑顔を取り戻す過程で何よりも大切だったのは、「自分の好きを優先すること」だという。「いま、自分は何をしたいのか、何を食べたいのか。そんなシンプルなことからのスタートです」と南さんは語る。小さな自分の「好き」を言葉に出すことから、人生の改善が始まるとの考え方である。
毎日を輝かせる「還暦スマイル」の実践例
南さんが笑顔を取り戻すために実践していることは多岐にわたる。自分を労わる食事を大切にし、10年ぶりにスキーを再開するなど、いくつになっても新しい挑戦を続けている。美容では「しわのない首、シンプルに時々、変化すること」をポジティブな美学として実践。直感を取り戻すための一人旅や、社会とつながるライフワークとして、再発乳がん患者の生きる力を描いたショートフィルム『日々をつなぐ』の主演なども行っている。
心からの笑顔が人生を変える
南さんは著者からのメッセージで、「笑顔は最強の武器です。笑顔で人との距離を縮めることもできるし、誰かの心を解きほぐすこともできる。でもそれは心からの笑顔だからです」と述べている。試練を乗り越えた南さんの言葉は、自分らしく生きたいすべての人に届くメッセージとなるだろう。
書籍情報
『還暦スマイル 〜人生を笑顔で生きるために必要なこと』は、定価1,870円(税込)、四六判192ページ。著者は南果歩。2月18日に小学館より発売される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003554.000013640.html