驚愕の光の芸術!日本人アーティストが国際的照明デザイン賞で最高峰を制覇
日本人アーティスト松尾高弘氏の作品「The Creation」が、国際的に権威ある照明デザインアワード「LIT LIGHTING DESIGN AWARDS 2024」において、最高峰の栄誉となる「デザイン・オブ・ザ・イヤー」を受賞した。
「The Creation」は、中国・蘇州の現代美術館「Ui ART Center」に常設展示されている壮大なライトインスタレーション作品だ。20,335個ものアクリル球体を駆使し、プロジェクションマッピングと巧みに組み合わせることで、まるで宇宙の誕生を目の当たりにするかのような圧倒的な光の世界を創り出している。
松尾氏は、この作品について「宇宙や自然の起源を想起させながらも、都市や環境といった人工物を築き上げてきた人間の豊かな創造性を表現した」と語る。その独創的なアプローチと技術的革新性が、国際的な審査員の心を掴んだのだろう。
「LIT LIGHTING DESIGN AWARDS」は、照明を芸術と科学の両面から捉え、建築やエンターテインメント、プロダクトデザインなど多岐にわたる分野での創造性と革新性を称える国際的なアワードだ。
松尾氏の作品が評価された理由の一つに、その独自の制作プロセスがある。銀河のような点群のボリュームをCGと物理シミュレーションで生成し、その3次元座標に沿って透明と半透明のアクリル球を配置。さらに12台のプロジェクターを駆使することで、浮遊感あふれる光の質感と鮮やかな明滅、カラーグラデーションを実現している。
この受賞は、日本のアート界にとっても大きな励みとなるだろう。松尾氏の成功は、テクノロジーとアートの融合が生み出す可能性の大きさを世界に示したと言える。今後、彼の活躍がさらに注目されることは間違いない。
光のアートの新たな地平を切り開いた松尾高弘氏。彼の作品「The Creation」が、私たちの創造性の限界を押し広げ、アートの未来に新たな光を投げかけたことは確かだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000014.000026058.html