山梨デザインセンターが本格始動!クリエイター50名が集結、新たな価値創造の拠点へ
山梨県が新たに開設した「山梨デザインセンター」で、「デザイナー&クリエイターズネットワーク」のキックオフイベントが開催された。予想を大きく上回る約50名のデザイナーやクリエイターが集まり、地域活性化に向けた熱い議論が交わされた。
山梨デザインセンターは、「デザインの力で山梨をしなやかに美しく」を基本理念に掲げ、政策、地域、産業の3つのデザインを柱として、地域活性化や社会課題の解決を目指している。全国的にも先進的な取り組みとして注目を集めている。
キックオフイベントでは、永井一史センター長が「山梨の創造的な基盤をつくり、地域の価値と魅力を向上させるためのオープンなコミュニティ」としてネットワークの意義を説明。参加者たちは5つのテーマに分かれ、活発なディスカッションを展開した。
参加者からは「新しい人×新しい考えで新しいものを産み出す」「異業種の方とコラボした商品製作」「デザインを通じて日本人みんなが憧れる山梨県にしたい」など、交流への期待や地域活性化への意欲的な声が多く聞かれた。
林千晶デザインディレクターは「都内でもこれだけ多くのクリエイティブな活動を行う幅広い方々が集まることは、まずない」と、コミュニティへの大きな期待を寄せた。永井センター長も「このような場は非常に重要。月1回くらいは行いたい」と意気込みを語った。
山梨デザインセンターは、県庁舎防災新館2階に125平方メートルのフロアを有し、コミュニティスペースや展示スペースを備えている。今後は、デザイナーやクリエイターのネットワークづくりの拠点として機能しながら、県民も巻き込んで新たな価値が次々と生まれる場を目指すという。
山梨県は、このデザインセンターを通じて、デザインの力で地域文化と産業を支援し、住民の生活を豊かにする新たな価値創造に取り組んでいく。クリエイティブな人材が集まり、化学反応を起こすこの拠点が、山梨県の魅力を世界に発信する原動力となることが期待される。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000332.000078927.html