元朝日新聞の伝説の事件記者が63歳で保育士に!?驚きの人生転換を綴った『事件記者、保育士になる』が話題沸騰中
長年にわたり凶悪事件や暴力団抗争を取材してきた「伝説の事件記者」が、63歳にして保育士を目指すという驚きの人生転換を果たした。その軌跡を綴った書籍『事件記者、保育士になる』が、今、大きな注目を集めている。
著者の緒方健二氏は、朝日新聞社で数々の衝撃的な事件を取材してきたベテラン記者だ。オウム真理教事件や警察庁長官銃撃事件など、日本中を震撼させた事件の最前線で取材を行ってきた経歴の持ち主である。
そんな緒方氏が、なぜ保育士を目指したのか。きっかけは、ある警察官の言葉だった。「捜査で被害者の無念を晴らすことはできるけれど、生育環境までは手が回らない」。この言葉が、緒方氏の心に深く刻まれたのだ。
63歳で北九州の短大保育学科に入学した緒方氏。しかし、その道のりは決して平坦ではなかった。ピアノが弾けない、読み聞かせが講談調になってしまう、童謡がムード歌謡になる...。10代の女子学生たちに囲まれ、コワモテの元記者の奮闘が始まった。
本書は、子どもを取り巻く環境を鋭い記者の目で考察するルポルタージュであると同時に、人生経験豊富な大人が新しい世界に飛び込む、心温まるセカンドキャリアのエッセイでもある。
緒方氏は現在、朝日カルチャーセンターで事件・犯罪講座の講師を務めながら、取材や執筆、講演活動を続けている。「子どもの最善の利益」の実現に向けて、新たな挑戦を続ける姿勢に、多くの読者が感銘を受けているようだ。
『事件記者、保育士になる』は、CCCメディアハウスから2024年12月23日に発売予定。定価は1,760円(税込)。Amazon等のオンライン書店でも購入可能だ。また、ニューズウィーク日本版のYouTubeチャンネルでは、緒方氏と編集長による対談動画も公開されており、書籍の内容をより深く知ることができる。
人生に迷いを感じている人、新しいキャリアへの一歩を踏み出したい人、そして子どもの未来について考えたい人に、ぜひ手に取ってもらいたい一冊だ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000876.000011369.html