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不登校児の才能が開花!小学3年生のデジタル絵本が小学館で公開、その舞台裏とは

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報道発表
プレスリリースより

教育の新たな可能性を切り開く取り組みが注目を集めている。株式会社NIJINが運営する不登校オルタナティブスクール「NIJINアカデミー」の小学3年生の児童が制作したデジタル絵本が、小学館の教育情報メディア「みんなの教育技術」のホームページで公開された。この快挙の背景には、従来の教育の枠を超えた革新的なアプローチがあった。

NIJINアカデミーでは、「国語×図工×ICT」を融合させた独自のカリキュラムを展開。岩本紅葉先生の指導のもと、児童たちは物語の創作からデジタルイラストの制作まで、総合的な学びを体験。使用されたのは、プロも愛用する「Adobe Fresco」というデジタルツール。これにより、子どもたちは最先端のデジタルアートに触れ、その可能性を肌で感じることができたという。

作品を制作した児童は、「最初は戸惑ったけど、好きなものを描こうと決めたらどんどん楽しくなった」と語る。この言葉からは、創造性を解放することの喜びが伝わってくる。さらに、完成した作品はマクドナルド主催の「ハッピーえほん大賞」への応募も可能とのこと。才能の芽を大きく育てる機会が広がっている。

NIJINアカデミーは2023年9月の開校以来、全国36都道府県から210名以上の生徒を集めるまでに成長。「多層的な心理的安全性」「一流教師による対話的な授業」「子ども主体のプロジェクト」を柱に、従来の学校教育では見落とされがちだった子どもたちの可能性を引き出している。

運営元の株式会社NIJINは「教育から国を照らす」という理念のもと、不登校や教員不足など、現代の教育が抱える様々な課題に挑戦。元小学校教師の星野達郎氏が2022年に創業し、13もの教育関連事業を展開する。今回の取り組みは、その理念が具現化された好例と言えるだろう。

従来の教育の枠にとらわれない新しいアプローチが、子どもたちの隠れた才能を開花させる。NIJINアカデミーの挑戦は、教育の未来に新たな光を投げかけている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000380.000099150.html