音楽と言葉の世界を知り尽くした元チャットモンチーのドラマー、高橋久美子氏が贈る新刊『いい音がする文章』が、2025年1月15日にダイヤモンド社から発売される。本書は、「音」という独自の視点から、心に残る文章の魅力を解き明かす画期的な一冊だ。

高橋氏は、チャットモンチー時代に「シャングリラ」や「風吹けば恋」などのヒット曲の作詞を手がけた経験を持つ。その豊富な音楽経験と文章力を活かし、小説、エッセイ、歌詞、絵本、テレビCMなど、様々なジャンルの名文に潜む「いい音」の秘密を紐解いていく。

本書の特徴は、従来の文章論とは一線を画す「音」という切り口にある。高橋氏は「いい文章からは、いい音がする」という独自の理論を展開し、読者に新たな文章観を提示する。この斬新なアプローチは、SNSやブログでの表現に悩む現代人にとって、新たな可能性を開く鍵となるだろう。

全5章で構成される本書では、「ことばは『音』でできている」という基本概念から始まり、日本語特有のリズム、自己表現としての「音」の重要性、そして音楽と言葉の関係性まで、幅広いトピックを網羅している。各章には高橋氏お気に入りの「いい音がする文章」も紹介されており、読者は名文の魅力を再発見できる。

AIが台頭する現代において、本書は人間ならではの感性と創造性を引き出す指南書となるだろう。文章を書く人はもちろん、音楽や言葉に興味がある人にとっても、新たな視点を得られる一冊となっている。

『いい音がする文章』は、四六判314ページ、定価1,870円（税込）。Amazon.co.jpなどのオンライン書店でも予約受付中だ。言葉の世界に新たな「音」を響かせる本書が、多くの読者の心に残る「いい音」となることは間違いないだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000294.000045710.html