驚愕の12万作品超え!「図書館を使った調べる学習コンクール」が熱い - 文部科学大臣賞の行方は?


図書館を活用した学びの祭典が今年も大盛況だ。公益財団法人図書館振興財団が主催する第28回「図書館を使った調べる学習コンクール®」の審査結果が2025年1月16日に発表される予定である。今回のコンクールには驚異の123,541作品もの応募があり、図書館を拠点とした探究学習の人気の高さを如実に示している。
このコンクールは、1997年にスタートし、図書館利用の促進と調べる学習の普及を目的としている。参加者は自由なテーマで、図書館を利用しながら調査を進め、その過程と結果をまとめた作品を提出する。小学1年生から大人まで幅広い年齢層が参加可能で、昨年度は118,605作品の応募があった。
特筆すべきは、このコンクールの成長ぶりだ。第26回で累計応募作品数が100万を突破し、その後も右肩上がりの成長を続けている。また、地域コンクールの開催自治体数も年々増加しており、全国各地で図書館を中心とした学びの輪が広がっていることがうかがえる。
コンクールの魅力は、テーマの自由度の高さにある。身近な疑問や不思議に思うこと、興味のあることなど、参加者の好奇心に基づいたテーマ設定が可能だ。さらに、文献調査だけでなく、実地調査や体験学習なども取り入れることができ、多角的な学びの機会を提供している。
今回の審査結果では、文部科学大臣賞をはじめとする各賞の受賞作品が決定する予定である。これらの作品は、図書館を活用した探究学習の模範となるものばかりだ。受賞作品の詳細は、財団のコンクール特設サイトで確認できる。
公益財団法人図書館振興財団は、このコンクール以外にも、図書館振興に関わる新たな試みへの助成や、図書館蔵書の参考となる書籍の紹介など、多岐にわたる事業を展開している。これらの活動を通じて、図書館を起点とした"ひとの成長"と"まちの活性化"を支援している。
図書館を使った調べる学習の波は、今後さらに広がりを見せそうだ。次回のコンクールでは、どのような斬新な作品が登場するのか、今から期待が高まる。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000145376.html