覆面作家・雨穴の『変な絵』が世界を席巻!30カ国で同時発売、その驚きの理由とは
ホラー界の新星として注目を集める覆面作家・雨穴氏の小説『変な絵』が、世界的なミリオンセラーとなり、30の国と地域で翻訳出版されることが決定した。1月16日、東京・日本外国特派員協会にて行われた記者会見では、雨穴氏本人が初めてマスコミの前に姿を現し、その驚異的な人気の秘密が明かされた。
『変な絵』は国内でシリーズ累計120万部を記録し、世界累計では150万部を突破。1月16日には文庫版と英語版が世界同時発売され、アメリカ、フランス、スペイン、オランダなどでも続々と出版される予定だ。
会見で雨穴氏は、白い仮面に黒タイツという独特の出で立ちで登場し、20分にわたる英語でのスピーチを行った。その中で、『変な絵』が世界的なミリオンセラーとなった3つの理由を挙げた。
1つ目は「読みやすさ」。若者向けに図や絵を多用し、複雑なトリックやストーリーを視覚的に説明している点だ。2つ目は「YouTube」の活用。新刊の第1章を動画化して投稿するなど、積極的な宣伝活動を展開している。3つ目は「とにかく怖い」こと。静かで不気味な、人を不安にさせるような物語が若者に受けているという。
質疑応答では、雨穴氏の異様なビジュアルについても言及があった。「仮面を脱ぐと実は国民的大スターであったとかはまったくない」と冗談を交えつつ、このビジュアルが売上に貢献していることを明かした。さらに、突如としてダンスを披露するなど、ユーモアあふれる一面も見せた。
会見後、雨穴氏は「会見が始まる前はとても緊張しましたが、皆様に温かく迎え入れていただき、楽しくお話しすることができました」とコメント。世界中のファンに向けて、「画像と文章が組み合わさった小説のスタイルは海外でも珍しく、日本の文化を楽しんでいただけるのではないか」とアピールした。
ウェブライター出身の雨穴氏は、YouTubeでも170万人以上の登録者を抱える人気クリエイター。2021年にデビューした『変な家』は映画化され50.5億円の興行収入を記録するなど、多方面で活躍している。今後も世界中で雨穴旋風が巻き起こることは間違いなさそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000652.000014531.html