公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

衝撃のアート展!原発問題を美しく照らし出す「緑に輝くシャンデリア」が東京に登場

タグ
アート・絵画・工芸
絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
プレスリリースより

東京の中心地、虎ノ門ヒルズで、注目のアート展が開催される。株式会社ベイクルーズが運営するart cruise galleryにて、2025年1月30日から米谷健 + ジュリアによる作品展『CRYSTAL PALACE』が幕を開ける。

この展示の目玉は、ウランガラスを用いたシャンデリアのインスタレーション『クリスタルパレス:万原子力発電国産業製作品大博覧会』だ。一見美しいシャンデリアだが、その内に秘められた意味は深い。各シャンデリアには原発保有国の名前が付けられ、そのサイズは各国の原発の総出力に比例している。妖しくも美しい緑の光を放つウランガラスが、産業発展の陰に潜む問題を浮き彫りにする。

米谷健 + ジュリアは、元金融ブローカーと元大学歴史学者という異色の経歴を持つアーティストユニットだ。環境問題や社会問題を美的かつユーモアあふれる作品に昇華させ、国際的に高い評価を得ている。彼らの作品は、ヴェネチア・ビエンナーレやシンガポールビエンナーレなど、世界的な舞台で展示されてきた。

展示のタイトル『CRYSTAL PALACE』は、1851年のロンドン万国博覧会の会場として建てられた全面ガラス張りの巨大建造物にちなんでいる。産業革命の象徴であったクリスタルパレスを現代に蘇らせ、私たちに問いかけるのだ。

本展では、ミヅマアートギャラリーの協力のもと、11点の作品が展示される。2025年1月30日から3月16日まで開催され、入場は無料。アートを通じて社会問題を考える貴重な機会となるだろう。

art cruise galleryは、アートとファッションが交差する場として2024年2月にオープンした新しいギャラリーだ。総合ディレクターのおおうちおさむ氏が手掛けるキュレーションにより、これまでも葛飾北斎やMartin Parrなど、ジャンルを超えた展示を行ってきた。

現代社会が抱える問題を、美しさと皮肉を込めて表現する『CRYSTAL PALACE』。この機会に、アートの力を体感してみてはいかがだろうか。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001998.000011498.html