ブルガリが支援する芸術賞、第4回MAXXI BVLGARI賞の受賞者が決定!モニア・ベン・ハムーダの革新的作品に注目が集まる
ラグジュアリーブランドとして知られるブルガリが支援する「第4回MAXXI BVLGARI賞」の授賞式が、2025年1月17日にローマのイタリア国立21世紀美術館で開催された。この賞は、現代アートの分野で新進気鋭のアーティストを発掘し、支援することを目的としている。
今回の受賞者に選ばれたのは、1991年ミラノ生まれのアーティスト、モニア・ベン・ハムーダ氏。彼女の作品『Theology of Collapse (The Myth of Past) I-X』が高く評価され、MAXXIのパーマネントコレクションに加えられることとなった。ベン・ハムーダ氏の作品は、現代技術と伝統技術を融合させ、美術館空間との関わりや素材とのインタラクションに卓越した能力を示したことが評価のポイントとなった。
授賞式には、MAXXI財団やブルガリの幹部、そして国際的な美術界の重鎮たちが出席。ブルガリ グループ CEOのジャン‐クリストフ・ババン氏は、「2017年以来のMAXXIとのコラボレーションは、コンテンポラリーアートの世界への特別な旅となり、素晴らしい才能を発掘することができた」とコメントしている。
また、今回のハイライトとして、最優秀デジタルプロジェクト特別賞も設けられた。ロベルト・ファッソーネ氏によるシネグロッサの作品『And We Thought』が受賞。この作品は、AIとのコラボレーションにより超現実的な物語を創り出す革新的なプロジェクトとして注目を集めている。
さらに、MAXXI BVLGARI賞の受賞者には、ローマ・アメリカン・アカデミーでの4ヶ月間のアーティスト・レジデンスの機会が与えられる。このフェローシップは、イタリアとアメリカの文化的結びつきを強化し、新進アーティストの国際的な対話と創造的な交流を促進することを目的としている。
ブルガリによるこの芸術支援活動は、ラグジュアリーブランドとアートの融合という新たな可能性を示すものとして、美術界のみならず、ファッション業界からも注目を集めている。今後も、MAXXI BVLGARI賞を通じて、どのような才能が発掘されるのか、期待が高まっている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001589.000005631.html