公募/コンテスト/コンペ情報なら「Koubo」

クラブツーリズム、2年連続「特別賞」受賞!自然と共生する新しい旅のカタチとは?

タグ
作文・エッセイ
記事・ブログ・投稿
報道発表
プレスリリースより

観光業界に新たな風を吹き込む取り組みが注目を集めている。クラブツーリズム株式会社が、観光庁主催の「第2回サステナブルな旅アワード」で2年連続「特別賞」を受賞したのだ。今回の受賞は、同社が展開する「旅するいきもの大学校!」プロジェクトが評価されたことによるものだ。

このプロジェクトは、長野県生坂村を舞台に、「ゼロカーボンビレッジ」を掲げる地域の特性を活かしつつ、「何度でも訪れたくなる里山づくり(第2のふるさとづくり)とネイチャーポジティブ」をテーマに展開された。約半年間で全6回のプログラムを通じて、参加者は多様な自然体験や村民との交流を楽しんだ。

特筆すべきは、このプロジェクトが単なる観光プログラムにとどまらず、地域活性化と環境保全の両立を目指す「リジェネラティブツーリズム」の実践例となっている点だ。山間部や農村地域の遊休地、耕作放棄地を活用し、地元住民との交流を通じて地域を再生していく取り組みは、他の類似地域でも応用可能なモデルケースとして高く評価された。

さらに、このプログラムには企業からの注目も集まっている。東京から7社が企業視察として参加しており、今後はサステナビリティ領域での企業連携による地域支援や活動の広がりも期待されている。

クラブツーリズムの担当者は、「世代も仕事も暮らしている地域も違う方々に参加いただき、自然の中でのフィールドワークや地産の食事、地域の方々との交流など、有意義な体験を創出できた」とコメント。今後も「ネイチャーポジティブ」のモデル事例となるよう、プロジェクトを推進していく意向を示している。

「サステナブルな旅」への関心が高まる中、このような取り組みは、観光業界の未来を示す重要な指針となるだろう。自然との共生、地域活性化、そして旅行者自身の学びと成長。これらを同時に実現する新しい旅のカタチが、ここに生まれつつある。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001239.000001864.html