Jリート業界のESG革命!「ARES ESG AWARD 2024」受賞者発表、環境・社会・ガバナンスの先進的取り組みとは


不動産業界のサステナビリティ推進に向けた取り組みが加速している。一般社団法人不動産証券化協会が主催する「ARES ESG AWARD 2024」の受賞者が決定し、Jリート(不動産投資信託)各社の革新的な取り組みが明らかになった。
本アワードは、Jリート業界および協会会員社のSDGs推進とESG経営支援を目的に2023年に創設された。2回目となる今回は、自薦・他薦による多数の応募の中から、外部有識者による厳正な審査を経て各部門の受賞者が選出された。
グッドアクション賞では、環境部門でジャパンリアルエステイト投資法人の「既存オフィスビルのZEB化」とアクティビア・プロパティーズ投資法人の「室外機芋緑化システムの導入」が選ばれた。社会部門ではヒューリックリート投資法人の「従業員表彰制度によるESG活動支援」が、ガバナンス部門ではヘルスケア&メディカル投資法人の「ESG研修体制の充実」が評価された。
一方、ベストレコメンド賞では、環境部門で大和ハウスリート投資法人の「自然資本に対する取組み」と三井不動産ロジスティクスパーク投資法人の「物流施設における太陽光パネル設置及び電力託送スキームの実施」が選出された。社会部門では野村不動産マスターファンド投資法人の「新たなサステナビリティ方針の策定」が、ガバナンス部門ではオリックス不動産投資法人の「ステークホルダーミーティングの開催と情報開示」が高く評価された。
不動産証券化協会は、本アワードを通じてJリート業界および会員社によるESG・SDGsに関する取り組みが進化し、より多くの国内外投資家の理解が深まることを期待している。受賞者の詳細や表彰式の様子は、協会のホームページ内の特設サイトで順次公開される予定だ。
不動産業界におけるESGへの取り組みは、今後ますます重要性を増すことが予想される。本アワードの受賞事例は、業界全体のサステナビリティ向上に向けた貴重な指針となるだろう。Jリート各社の先進的な取り組みに、今後も注目が集まりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000136385.html