驚愕の250万円相当の翻訳関連業務!第2回翻訳グランプリで海外在住の翻訳者が栄冠を手に


テンナイン・コミュニケーション主催の「第2回翻訳グランプリ」で、フランス在住の翻訳者サンドア芳香さんが見事グランプリを獲得したのだ。賞品は250万円相当の翻訳関連業務。この大会は、AI全盛時代に「人間にしかできない翻訳」を追求する意欲的な取り組みとして注目を集めている。
今回のコンテストには26名もの翻訳者が腕を競い合った。サンドアさんは「まさかグランプリに選んでいただけるとは夢にも思わず、大変光栄に感じております」と喜びを語った。彼女は偶然にもハイキャリアというサイトで募集を見つけ、「これは応募するしかない!」と直感したという。
主催者側は「AI技術が日々進化を遂げる時代だからこそ、『人間にしかできない翻訳』を追求し、受賞者様とともにさらなる成長を目指してまいります」とコメント。翻訳業界におけるAIと人間の共存という難題に果敢に挑戦する姿勢が伺える。
このグランプリの背景には、翻訳業界の急速な変化がある。AI翻訳の台頭により、多くの業務がAI翻訳とポストエディットに移行している。しかし、「マーケティング」分野では依然として人間の翻訳者が不可欠だ。クライアントの世界観を表現し、読み手の心に届く翻訳は、まさに人間にしかできない芸術なのだ。
テンナイン・コミュニケーションは「Translation is as much an art as it is a science. (翻訳は科学であり、芸術である。)」という信念のもと、AIが進化を続けるこの時代にこそ、人間の翻訳者の重要性を強調している。
翻訳グランプリは、年齢・経験不問で一流の翻訳者を志す方々を公募する。応募者は2種類の翻訳課題を提出し、1次審査を突破した後、面接による2次審査に臨む。優勝者には250万円相当の翻訳関連業務が依頼されるという破格の賞品が用意されている。
翻訳業界の未来を左右する可能性を秘めたこの大会。次回はさらに多くの才能ある翻訳者たちが集結することだろう。人間とAIの共存という難題に、翻訳業界がどのように立ち向かっていくのか。今後の展開が非常に楽しみだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000036.000032483.html