東京の未来を創造する5組のアーティストが集結!CCBTアーティスト・フェローによる展覧会が都内で開催中
シビック・クリエイティブ・ベース東京[CCBT]が、2024年度のアーティスト・フェロー5組による展覧会やイベントを1月31日から3月23日まで都内各所で開催している。クリエイティブとテクノロジーを融合させ、東京の未来を探求する意欲的なプロジェクトが目白押しだ。
注目の展示として、MVMNTによる「TOKYO [UN] REAL ESTATE」が2月28日から3月9日まで開催される。東京の多様な住まいを3Dスキャンでデジタルアーカイブし、現代のライフスタイルを考察するユニークな試みだ。30件以上の3Dデータを集積し、リアルとデジタルが融合した架空の不動産屋「東京[不]不動産」として展開される。
また、アーティストの市原えつこによる「ディストピア・ランド」展が3月1日から16日まで開催される。テクノロジーが進化した先の世界を、ユーモアとフィクションを交えて描き出す。一つ目のヤギを信仰する教団や、民謡を歌い続けるロボットなど、奇想天外な未来像が展開される。会期中には専門家を招いたレクチャーシリーズやワークショップも予定されている。
そのほか、布施琳太郎による「パビリオン・ゼロ」、HUMAN AWESOME ERRORによる「Super Cells Infinite」、柴田祐輔+Token Art Centerによる「続・代替屋」など、多彩なプロジェクトが展開される。
3月22日には全フェローが集合する活動報告会「CCBTスタジアム!」も開催。元NHK解説委員の中谷日出氏を進行役に迎え、各プロジェクトの社会的意義を考察する。また、2025年度のCCBTアーティスト・フェローの募集テーマも発表される予定だ。
クリエイティブとテクノロジーの融合により、東京の未来を探求し、新たな価値観を提示するこれらのプロジェクト。都市をより良く変える表現・探求・アクションの創造を目指す意欲的な取り組みに、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000768.000038211.html