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水俣病の真実に迫る!原一男監督の新作ドキュメンタリー、クラウドファンディング実施中

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報道発表
プレスリリースより

ドキュメンタリー映画の巨匠、原一男監督の最新作「水俣曼荼羅 Part2(仮題)」の製作費を募るクラウドファンディングが現在進行中だ。国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」で実施されており、目標金額1,000万円に対して、すでに404万円を超える支援が集まっている。

原監督は、『ゆきゆきて、神軍』や『極私的エロス・恋歌1974』など、数々の名作ドキュメンタリーを世に送り出してきた。今回の「水俣曼荼羅 Part2」は、2021年に公開された「水俣曼荼羅」の続編にあたる。前作は20年の歳月をかけて制作された372分の大作で、水俣病問題の深層に迫り、国内外で高い評価を得た。

続編となる本作では、高齢化が進む胎児性水俣病患者たちの思いや無念を描くことに焦点を当てる。原監督は「胎児性の患者さんは水俣病という病気を宿命として背負ったために、寿命が短い。その人たちの生きてきた思い、無念、感情を描きたい」と語り、新たな視点から水俣病問題に切り込む意気込みを見せている。

クラウドファンディングでは、取材日記特別編や動画ライブ視聴、オリジナルグッズなど、魅力的なリターンが用意されている。また、制作中の本編映像2本も公開され、作品への期待が高まっている。

さらに、クラウドファンディングを盛り上げるため、原監督を交えた配信トークイベントが続々と決定。田原総一朗氏との対談など、豪華ゲストを迎えたイベントが予定されている。

原監督は「part2はpart1より10倍以上面白くしなければならない!」と意気込んでおり、水俣のタブーに挑む姿勢を示している。完成は2027年を予定しているが、その道のりは決して平坦ではない。しかし、原監督の情熱と支援者たちの力が、この重要なドキュメンタリーを実現させることだろう。

水俣病問題の真実に迫り、社会に新たな問いを投げかけるこの作品。その完成を心待ちにしながら、クラウドファンディングへの支援を通じて、私たちも歴史に残る作品づくりに参加できる貴重な機会となっている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000098.000030743.html