東大阪が舞台に!直木賞作品『花まんま』映画化で街の魅力が全国に発信
大阪の下町を舞台にした直木賞受賞作『花まんま』の映画化が決定し、2025年4月25日に全国公開されることが発表された。この作品は、東大阪市の複数エリアが重要な撮影地として登場することで注目を集めている。
映画『花まんま』は、朱川湊人氏の小説を原作とし、鈴木亮平と有村架純が初共演する兄妹の物語だ。東大阪市内では、恩智川沿い、布施商店街、石切などで撮影が行われ、地域の特色ある風景が作品の雰囲気づくりに大きく貢献している。
恩智川沿いでは、物語の導入となる重要なシーンが撮影された。鈴木亮平演じる俊樹と有村架純演じるフミ子の自然な掛け合いが、まるで本当の兄妹のように描かれている。布施商店街では、活気ある雰囲気の中で物語の転換点となる場面が撮影され、石切では高台から望む東大阪の美しい夜景をバックに印象的なシーンが収められた。
全編関西弁で展開される本作は、大阪の下町で暮らす兄妹の物語を中心に、「花まんま」と呼ばれる小さな花のお弁当にまつわる秘密が描かれる。兄・俊樹が亡き父との約束を胸に妹・フミ子を守り続けてきた中で、過去に封印したはずの秘密が蘇るという展開に、観客の期待が高まっている。
東大阪ツーリズム振興機構は、この映画を通じて東大阪の魅力を全国に発信する絶好の機会ととらえている。同機構が運営する東大阪公式観光情報サイト『ピカッと東大阪』では、映画に関連した地域の情報や、撮影地となった場所の紹介なども予定されており、映画公開に向けて地域の盛り上がりが期待される。
映画『花まんま』の公開を通じて、東大阪の街並みや文化が広く知られることで、地域の観光振興にも大きな影響を与えることが予想される。映画ファンはもちろん、東大阪の魅力に触れたい人々にとっても、この作品は見逃せない一本となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000022.000146065.html