「心の芸術」が街を彩る!第9回寝屋川ハート・アート展、WEBとリアル同時開催で注目集める
![](https://dfu5tnchbcr8f.cloudfront.net/strapi/article_35477_keyvisual_70f365a5e3.jpeg?format=webp&width=3840)
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大阪府寝屋川市で、精神に障害を持つ方々の作品を展示する「第9回寝屋川ハート・アート展」が開催される。2025年3月9日から11日までの3日間、三田屋本店―やすらぎの郷―(寝屋川店内のギャラリー)にて約50点の作品が展示される予定だ。
このアート展は、特定非営利活動法人 寝屋川市民たすけあいの会が主催し、2015年から毎年開催されている。当初は約100作品の展示で始まったが、わずか3日間の開催期間にもかかわらず、約400名もの来場者を集める人気イベントへと成長を遂げた。
注目すべきは、今回もWEB展とギャラリー展を同時開催する点だ。新型コロナウイルスの影響で2020年に初めて導入されたWEB展は、より多くの人々に作品を楽しんでもらう新たな方法として定着。WEB展は2月末から3月末頃まで限定公開される予定で、時間や場所を問わず芸術作品を鑑賞できる機会を提供する。
本展の特徴は、市内の精神科クリニック、病院、福祉施設に通う方々の作品を展示することにある。これは、約30年前から活動を続けるClub E&T(Empowerment & Try)の取り組みの一環だ。同クラブは、精神障害を持つ仲間同士の共同活動や市民ボランティアとの交流を促進し、在宅の精神障がい者の社会参加を支援している。
「アート」を通じて発信する交流を、町づくりの一環として位置づけるこの取り組みは、障害の有無に関わらず、創造性と表現の自由を称える場となっている。参加費無料で誰でも気軽に訪れることができ、多様性を受け入れる社会の実現に向けた一歩となることが期待される。
寝屋川ハート・アート展は、芸術の力で心と心をつなぎ、共生社会への理解を深める貴重な機会となっている。WEBとリアルの両方で開催されることで、より多くの人々がアートを通じた交流と理解を深められるだろう。この機会に、心温まる作品の数々に触れてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000017.000083666.html