学生アカデミー賞銀賞作品「ORIGAMI」が御茶ノ水ソラシティで上映!日本の折り紙文化が世界を魅了
![](https://dfu5tnchbcr8f.cloudfront.net/strapi/article_35541_keyvisual_8371234458.jpeg?format=webp&width=3840)
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デジタルハリウッド大学の卒業生、金森慧さんが制作したアニメーション作品「ORIGAMI」が、第51回学生アカデミー賞アニメーション部門で銀賞を受賞し、話題を呼んでいる。この快挙を記念して、2025年2月14日から16日まで、東京・御茶ノ水ソラシティのKS46Wallにて上映されることが決定した。
「ORIGAMI」は、正方形の紙が様々な生き物に折られていく様子を描いたフルCGアニメーション作品だ。金森さんは小学1年生から折り紙を始め、高校時代にCGとの共通点に気づいたことがきっかけで、デジタルハリウッド大学に進学。卒業制作として制作された本作品は、折り紙の特徴を「生命」と重ね合わせた独創的な表現が評価され、国際的な賞を受賞するに至った。
本作の特筆すべき点は、CGソフトで折り紙を忠実に再現するワークフローを金森さん自身が考案したことだ。これにより、紙の厚みや内側の構造まで精密に表現することに成功。作品に登場するすべての折り紙は、実際に正方形の紙から折ることができる。
上映会場となるKS46Wallは、御茶ノ水ソラシティ地下1階に設置された20枚以上のサイネージからなる巨大スクリーンだ。「ORIGAMI」の他、金森さんの作品「舞」も同時上映される予定で、迫力ある映像体験が期待できる。
この上映は、デジタルハリウッド大学の2024年度卒業制作展に合わせて行われる。展示会は2月14日から16日まで、デジタルハリウッド大学駿河台キャンパスとGallery蔵の2会場で開催される。入場は無料だが、完全予約制となっているため、事前の来場予約が必要だ。
日本の伝統文化である折り紙とCGアニメーションの融合が生み出した「ORIGAMI」。この作品が国際的に高い評価を受けたことは、日本のデジタルコンテンツ制作の可能性を大きく広げるものだといえるだろう。折り紙ファンはもちろん、アニメーションや映像技術に興味がある人にとっても、見逃せない上映会となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002486.000000496.html