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外苑前に誕生!毎月変わる巨大壁画が街を彩る「トーキョーミューラルスクエア」

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絵画(日本画・洋画)・美術展
報道発表
外苑前交差点の真ん中に位置するOVER ALLs本社ビル(プレスリリースより)

東京・青山の外苑前交差点に、毎月話題の人物やトピックをテーマにした巨大な壁画が登場する「トーキョーミューラルスクエア(TOKYO Mural Square)」が誕生した。株式会社OVER ALLsが手掛けるこの新たな取り組みは、ニューヨークのタイムズスクエアのように、壁面自体をメディアとして活用することを目指している。

これまでに、大谷翔平選手やトランプ元大統領、漫画家の鳥山明氏など、様々な著名人をテーマにした壁画が制作されてきた。特に注目を集めたのは、2024年12月に制作された鳥山明氏への追悼壁画だ。ドラゴンボールをモチーフにした作品は、多くの人々の心に響いたという。

トーキョーミューラルスクエアの目的は単なるアート展示にとどまらない。外苑前の整然とした街並みに「ノイズ」としてのアートを取り入れることで、人々に新たな視点を提供し、社会の関心を高めることを目指している。また、「報道としてのアート」という新たな概念を確立し、都市におけるパブリックアートの可能性を広げようとしている。

OVER ALLs代表の赤澤岳人氏は、自身の経験から「仕事とは自己表現だ」という気づきを得て、ミューラルアートを通じて人々に「WOW!」という感動を届けることを使命としている。赤澤氏は「日本人全体が失われた30年で忘れてしまった夢や希望、浪漫を取り戻したい」と語る。

トーキョーミューラルスクエアは、月に一度のペースで壁画の描き替えを実施している。普段目にすることの少ない「描く瞬間」に立ち会うことで、アートをより身近に感じられる機会にもなっているという。外苑前を訪れた際は、ぜひこの巨大な壁画アートに注目してみてはいかがだろうか。

OVER ALLsは今後も、ミューラルアートを通じて社会に貢献していく方針だ。時事性のあるテーマを壁画として表現することで、人々の対話を生み出し、都市空間に新たな文化的価値を付加していくことが期待される。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000019.000034561.html