十和田湖の四季を切り取る!第38回写真コンテストで環境大臣賞に輝いた「夜明けの十和田湖ブルー」とは


青森県の十和田湖周辺の魅力を写真で伝える「第38回十和田湖の四季写真コンテスト」の結果が発表された。一般社団法人十和田奥入瀬観光機構(TOWADA TRAVEL)が主催するこのコンテストでは、十和田八幡平国立公園十和田八甲田地区内や十和田湖に繋がる山間部で撮影された未発表の写真を募集。2024年9月から2025年1月6日までの応募期間中、県内外から53名262点もの作品が寄せられた。
青森県出身の写真家和田光弘氏と秋田県出身の写真家小松ひとみ氏による厳正な審査の結果、一般部門では入賞8点、入選5点、佳作6点が選ばれた。さらに、小学生部門と中学生部門からそれぞれ1点ずつが入賞作品として選出され、合計21点の入賞作品が決定した。
最高賞である環境大臣賞に輝いたのは、青森市の東海林正氏による「夜明けの十和田湖ブルー」。幻想的な青の世界を切り取った作品が、審査員の心を捉えた。国土交通大臣賞には青森市の前田俊彦氏の「紫色の朝」が選ばれ、青森県知事賞は野辺地町の四十物隆之氏の「星空の乙女」が受賞した。
応募者の年齢層は12歳から86歳と幅広く、地域も青森県内37名、秋田県4名、その他県外12名と、十和田湖の魅力が広く認知されていることがうかがえる。入賞作品は、四季折々の十和田湖の姿を見事に捉えており、湖畔の朝焼けや星空、雲海、紅葉など、多彩な表情を映し出している。
2025年2月22日(土)には、十和田ビジターセンターにて表彰式が開催される。ここでは入賞者への賞状・副賞授与のほか、審査員による講評も行われる予定だ。自然写真愛好家はもちろん、十和田湖の魅力に触れたい人にとっても、貴重な機会となりそうだ。
このコンテストを通じて、十和田湖周辺の豊かな自然と四季の移ろいが改めて注目を集めている。入賞作品の数々は、訪れる人々の心に残る風景を切り取ることに成功しており、地域の観光振興にも一役買うことが期待される。自然の美しさを通じて、人々の心に潤いをもたらす写真の力が、ここに凝縮されているといえるだろう。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000190.000067262.html