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佐賀発、デザインの力で地域を変える!「SAGA DESIGN AWARD 2025」が大賞・優秀賞を発表

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報道発表
SAGA DESIGN AWARD 2025の表彰式の様子(プレスリリースより)

佐賀県が推進する「さがデザイン」の取り組みの一環として、「SAGA DESIGN AWARD 2025」の表彰式が2025年2月8日に開催され、大賞1件、優秀賞5件、入賞6件が発表された。このアワードは、佐賀から始まる、佐賀を心地よくする「デザイン」を発見し、讃え、広く知ってもらうことを目的としている。

大賞に輝いたのは、株式会社224(精成舎)の「地球の環境を守り持続可能な生活を生み出す器"うづら"」。伝統ある「吉田焼」の産地で、窯業が地球環境に与える負荷を見つめ直し、次世代につなぐ強い意思が高く評価された。

優秀賞には、名尾手すき和紙の「被災を乗り越えて見えた和紙の未来 文化複合施設"KAGOYA"」や、株式会社深海商店の「好奇心と創造力を掻き立てる[彩色展]」など、地域の伝統や資源を活かしながら新たな価値を創造するプロジェクトが選ばれた。

審査委員長を務めた建築家の馬場正尊氏は、「佐賀のデザインには、地域の課題解決と未来への展望が凝縮されている」と評価。審査委員には、都市デザイナーの内田友紀氏やデザイナーの原田祐馬氏らが名を連ねた。

入賞作品を紹介する展示会「SAGA DESIGN AWARD 2025 EXHIBITION」は、2025年2月18日から24日まで女子洋画研究所(佐賀県立博物館横 岡田三郎助アトリエ内)で開催される。入場は無料で、佐賀の熱いデザインの今を体感できる貴重な機会となっている。

「さがデザイン」は2015年から佐賀県政に取り入れられた思想であり仕組み。単に見た目を良くするだけでなく、地域や事業の課題の本質を捉え、最適なアプローチで解決を図る視点を重視している。このアワードを通じて、佐賀県はデザインの力で地域の魅力を高め、持続可能な未来を築く取り組みを加速させている。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000432.000018574.html