美術館の新時代到来!高精細スキャンとインタラクティブビューアーで作品鑑賞が劇的進化
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アイメジャー株式会社が、美術品のデジタルアーカイブ分野に革新をもたらす2つのサービスを展開している。高精細スキャニングサービス「ファインアートスキャン」と、デジタルアーカイブ画像閲覧用ビューアー「Infinite Pixel Viewer」だ。これらのサービスにより、美術館での作品鑑賞体験が大きく変わろうとしている。
「ファインアートスキャン」は、アイメジャーが独自開発した大型スキャナ「オルソスキャナ」を使用したサービスだ。非接触で作品を撮影でき、重要文化財も安全にデジタル化できる。光源照射角度の自由度が高く、立体感のある画像が得られるのが特徴だ。また、1000ppiという高い光学解像度で大型作品も撮影可能で、2×3メートルの印画紙や3.2×4メートルの古地図の撮影実績もある。
一方、「Infinite Pixel Viewer」は、デジタルアーカイブ画像を閲覧するための画期的なツールだ。来館者が直接画面に触れて、巨大な画像データを高速に拡大・縮小・スクロールできる。12億画素を超える巨大画像も扱え、見どころポイントと解説文の挿入も可能だ。長野県立美術館では既に導入され、14作品が登録されている。
これらのサービスにより、美術館は所蔵作品を高精細にデジタル化し、来館者に新しい鑑賞体験を提供できるようになった。実物の作品を見ながら、隣に設置されたビューアーで細部まで観察できるなど、従来にない鑑賞方法が可能になっている。
デジタルアーカイブの重要性が高まる中、アイメジャーのこれらのサービスは、美術品の保存と公開の新たな可能性を切り開いている。美術館の未来が、ここから始まろうとしているのだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000025232.html