資生堂アートハウスが贈る、春の芸術の饗宴!日本画と工芸の名品が集結
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静岡県掛川市にある資生堂アートハウスが、2025年3月6日から6月7日まで、「美術館で、過ごす時間 2025 前期」を開催する。今回の展覧会は、「春の日本画名品展」と「『現代工藝展』1975-1995の軌跡 第一部」という2つのテーマで構成されており、日本美術ファンにとって見逃せない内容となっている。
本展の目玉は、「現代工藝展」の50周年を記念した特別企画だ。1975年から1984年にかけて発表された作品の中から厳選された秀作が展示される。また、奥村土牛や髙山辰雄、上村松篁といった戦後日本画壇を代表する画家たちの作品も一堂に会する。
資生堂アートハウスのコレクションは、日本画や油彩画にとどまらず、伝統工芸やヴィンテージ香水瓶まで多岐にわたる。今回の展示では、これらの多様な作品を清雅な空間で楽しむことができる。横山大観の「鵙鸐」や奥村土牛の「黒牡丹」、加守田章二の「壺」、田口善國の「蒔絵切貝水指 隅田川」など、日本美術の粋を集めた作品群が来場者を魅了するだろう。
入館は無料で、開館時間は10時から16時30分まで(入館は16時まで)。ただし、日曜日から水曜日は休館となるので注意が必要だ。また、展示作品は予告なく変更される可能性があるため、最新情報は公式サイトで確認することをおすすめする。
なお、本展の後には、9月4日から11月29日まで後期展も予定されている。こちらでは秋の油彩画名品展と「現代工藝展」の第二部が開催される予定だ。日本美術の魅力を存分に堪能できる貴重な機会となるこの展覧会。芸術の春を彩る素晴らしいイベントとなりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002808.000005794.html