ゴミがアートに大変身!大阪・関西万博で「ごみ祭り」開催へ


ゴミは本当にただのゴミなのだろうか?この疑問に答えるべく、株式会社steAmが画期的なプロジェクトを立ち上げた。2025年3月16日に開催される「ごみアートコンテスト」を皮切りに、5月3日には大阪・関西万博会場内で「ごみ祭り」が予定されている。
このユニークな取り組みは、大阪・関西万博シグネチャーパビリオン「いのちの遊び場 クラゲ館」のテーマ事業プロデューサー、中島さち子氏が提唱する「ごみとアートと万博」というコンセプトから生まれた。ゴミ拾い活動から始まり、今では創造的なアートイベントへと進化を遂げている。
「ごみアートコンテスト」では、参加者が会場に集められたゴミを使って即興で作品を制作する。過去2回の開催では、参加者たちが夢中になって作品を作り上げる姿が印象的だったという。今回のテーマは「祭り」や「いのち」。0歳から120歳まで誰でも参加可能で、個人やチーム、家族での参加も歓迎だ。
さらに、このプロジェクトは単なるアートイベントにとどまらない。2025年3月2日には「大和川・石川クリーン作戦」に参加し、音楽とゴミ拾いを融合させた新しい清掃活動を展開。2025年3月9日には「KURAGE Band~世界協奏・あなたも!~」と題したライブイベントも予定されており、高校生たちがゴミで作った楽器を演奏するという斬新な試みも行われる。
これらの活動を通じて、steAm社は資源循環や環境問題への意識を高めることを目指している。万博終了後も、多くの人々がゴミについて考え続けることを願っているという。
ゴミの価値を再発見し、循環型経済のあり方を模索するこの取り組みは、環境問題に対する新たなアプローチとして注目を集めている。アートの力で、私たちの身近にあるゴミが持つ可能性を探る。そんな革新的な試みが、大阪・関西万博を舞台に繰り広げられようとしている。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000038.000134299.html