折り紙ハチドリが舞う!日本人アーティストが世界最大のフラワーショーに参加


世界最大の折り紙スタジオ「Taro's Origami Studio」を主宰する日本人アーティスト、タローヤグチ氏が、2025年に開催される世界最大のフラワーショー「RHSハンプトンコートパレス・ガーデンフェスティバル」に参加することが決定した。この画期的なコラボレーションは、伝統的な日本の折り紙アートと英国の園芸文化を融合させる試みとして注目を集めている。
ヤグチ氏は、「For the Love of Lamiaceae(シソ科植物への愛)」と題された特別展示のために、100羽の耐水性折り紙ハチドリを制作する。これらのハチドリは、Shadwell Williams Design StudioとPrice Adams Studioが手掛ける庭園デザインに組み込まれ、花粉媒介者とシソ科植物の関係性を表現する。各ハチドリは異なる翼のポーズを持ち、庭園内を飛び交う様子をリアルに再現するという。
RHSハンプトンコートパレス・ガーデンフェスティバルは、1993年から毎年開催されている英国最大級のガーデンイベントだ。ロンドン郊外のハンプトンコート宮殿を舞台に、最新の園芸トレンドや革新的なガーデンデザインが披露され、毎年12万人以上の来場者を魅了している。
今回のプロジェクトでは、屋外展示に耐えうる特殊な耐水性紙を使用し、雨や風にも負けない折り紙ハチドリを制作する。これにより、折り紙の繊細な美しさを保ちながら、庭園内でその存在感を際立たせることが可能となった。
ヤグチ氏は「この機会を通じて、日本の伝統技術である折り紙と、英国の園芸文化の融合を世界に発信できることを誇りに思います」とコメントしている。
イベントは2025年7月1日から6日まで、ロンドン郊外のハンプトンコート宮殿で開催される。チケットはRHS公式サイトで販売予定だ。折り紙と園芸が織りなす幻想的な世界を、ぜひ自分の目で確かめてみてはいかがだろうか。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000004.000011507.html