観客参加型の読み合わせから生まれる新感覚舞台!ふむふむ短編上演vol1『春うらら』が東京で開幕


演劇団体「ふむふむ」が贈る新たな舞台公演が、2025年4月12日から13日にかけて東京・新宿区のアプレ神楽坂スタジオで開催される。「ふむふむ短編上演vol1『春うらら』」と題されたこの公演は、観客参加型の読み合わせを経て作り上げられた3つの短編作品を上演する。
本公演の特徴は、創作過程への時間の使い方にある。主宰・作・演出を務める玉田ゆうなは、「ふむふむ会」と呼ばれる事前の読み合わせイベントで観客と交流を重ねた上で稽古に入るという、新しい試みを行っている。この独特な創作プロセスが、作品にどのような影響を与えるのか、注目が集まっている。
上演される3作品は、『ピーポーみるく』『喫茶ぱぱるのケーキたち』『ネコ或いはヤマ』。それぞれ、限界仕事人とソフトクリームの不思議な一夜、喫茶店のケーキたちの物語、そして病室からの視点を描いた作品となっている。玉田は「3作品ともかわいくてキュンとするお話」と語り、観客を魅了する内容になっていることを示唆している。
出演者には、ふむふむのメンバーである玉田ゆうなと木香花菜に加え、小林風花、下地萌音、中尾ちひろ、ぱくみゆうが名を連ねる。さらに、楽曲製作にパノラマとラボラトリー、音楽提供にannelid、美術に浅葱凜など、多彩なスタッフが参加し、作品に彩りを添える。
チケットは全席自由で3,000円(税込)、学生は1,500円(当日払いのみ)となっている。カンフェティにて発売中だ。春の訪れとともに、新しい演劇体験を求める観客にとって、見逃せない公演となりそうだ。
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003003.000013972.html