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若手デザイナーの発想力が光る!マクアケ主催「ニッポンものづくりデザインアワード2024」受賞作品が決定

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報道発表
プレスリリースより

日本のものづくり企業の技術と若手デザイナーの創造力が融合した「ニッポンものづくりデザインアワード2024」の受賞作品が発表された。アタラシイものや体験の応援購入サービス「Makuake(マクアケ)」を運営する株式会社マクアケが主催するこのアワードは、日本の優れた技術力を持つものづくり企業と、アイデアや熱意あふれる学生や若手デザイナーを結びつける画期的な取り組みだ。

今回のアワードでは、全国の学生や29歳以下の社会人から商品アイデアを募集。新規性、独創性、市場性、実現性の観点から厳正な審査が行われ、最優秀賞1点、企業賞5点、奨励賞5点が選出された。特に注目を集めたのは、名古屋市立大学の町田実咲さんが受賞した最優秀賞の「金属で作る花瓶」だ。

審査員の香川大学創造工学部教授・井藤隆志氏は、「金属の素材の持つ特性をうまく活かし、主役である枝物の植物を生かした『調』はまさに使用されてこそ生み出される調和のデザイン」と高く評価。華道からインスピレーションを得たこの作品は、日常に新たな植物との暮らしを提案する可能性を秘めている。

企業賞では、モリリン株式会社、株式会社中村製作所、株式会社来光工業、共和レザー株式会社、有限会社大橋量器の5社がそれぞれ選出。これらの受賞作品は、各企業の特徴的な技術や素材を活かしながら、若手デザイナーの斬新な発想を取り入れた魅力的な商品となっている。

マクアケは、最優秀賞および企業賞を受賞した作品の商品化と、同社のプラットフォームでのプロジェクト実施を目指している。これにより、若手デザイナーのアイデアが実際の製品として世に出る機会が生まれ、日本のものづくり産業に新たな風を吹き込むことが期待される。

このアワードは、日本のものづくり企業が抱える「優れた技術力はあるが、コンシューマー向け商品のデザインに課題がある」という問題と、「アイデアや熱意はあるが、商品デザインを手掛ける機会が少ない」若手デザイナーの状況をマッチングさせる画期的な取り組みだ。今後も、このような産学連携の取り組みが日本のものづくり産業の活性化につながることが期待される。

マクアケは今後も、「生まれるべきものが生まれ 広がるべきものが広がり 残るべきものが残る世界の実現」というビジョンのもと、新商品や新サービスを生み出そうとする事業者の挑戦を後押しし続ける。「ニッポンものづくりデザインアワード」は、そんなマクアケの理念を体現する象徴的なプロジェクトとして、今後も注目を集めそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000306.000036381.html