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中村橋駅周辺が変わる!「美術のまち構想」で芸術の香り漂うエリアへ

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デザイン
建築・設計・景観デザイン
報道発表
プレスリリースより

練馬区が西武池袋線中村橋駅周辺を「だれもがアートを感じられるまち」にする「美術のまち構想」を策定した。この構想は、まちの将来像と主な取り組みを示すもので、令和4年度から「中村橋駅周辺まちづくり検討会」での意見聴取や、美術館・図書館の設計者である平田晃久氏の監修を経て完成した。

構想では、「まちのあちこちにアートなスポットがあふれている」「美術館・図書館を起点に新しい交流が生まれる」「アートを軸にさまざまな活動がまちなかで行われている」という3つの将来像を掲げている。これらを実現するため、美術館と駅、商店街をつなぐ「アート・コミュニケーション・コリドー」の整備や、アートイベントの企画・運営を担う人材育成制度の創設、商店街と美術館が協力して行う「アートマルシェ」の充実などが計画されている。

また、この構想と並行して、練馬区立美術館と貫井図書館のリニューアル計画も進行中だ。平田晃久氏による個性的な建築物の実施設計が進められており、令和11年度の全面リニューアルオープンを目指している。新しい美術館では、国宝や重要文化財から現代美術、区民の作品まで幅広く鑑賞できる環境が整えられる。また、新図書館には「ブック・アート・キッズスペース」が設置され、子どもたちが自由に創作活動を楽しめる場所となる予定だ。

区は、この再整備計画をより多くの人に知ってもらうため、イラストや著名人からの応援メッセージを盛り込んだパンフレットも作成。区立施設や中村橋駅周辺の協力店で配布されている。

中村橋駅周辺が芸術の香り漂うエリアへと生まれ変わる様子に、地域住民や美術ファンの期待が高まっている。アートを通じた新しいコミュニティの形成や、まちの活性化にも注目が集まりそうだ。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000011.000088191.html