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直木賞作家が描く札幌の誕生秘話!門井慶喜の新作『札幌誕生』が熱い注目を集める

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報道発表
プレスリリースより

直木賞作家・門井慶喜による最新小説『札幌誕生』が2025年4月4日に河出書房新社から刊行される。本作は、幕末から昭和にかけて北海道で活躍した5人の人物を通じて、近代都市・札幌の誕生と発展を描いた歴史小説だ。

物語は、初代開拓判官・島義勇、札幌農学校で学んだ内村鑑三、アイヌの歌人バチラー八重子、作家の有島武郎、そして石狩川の治水に尽力した岡崎文吉の5つの物語で構成されている。それぞれが札幌の発展に貢献した人物たちの熱い思いと奮闘が、門井慶喜の筆致で生き生きと描かれている。

本書の特徴は、単なる歴史小説にとどまらず、現代の読者にも響く普遍的なテーマを扱っている点だ。著者は「不器用。それが北海道の主成分」と語り、困難に立ち向かう人々の姿を通じて、挑戦することの尊さや、地域を愛する心の大切さを伝えている。

また、本作の刊行を記念して、札幌市長・秋元克広氏と門井慶喜氏による特別対談イベントが4月22日に開催されることも発表された。札幌の過去と現在、そして未来について語り合う貴重な機会となりそうだ。

さらに、購入者特典として、人気地図サイト「れきちず」とコラボレーションしたオリジナル歴史地図が用意されている。この特典では、小説の舞台となった場所を現代の地図上で確認でき、札幌の歴史的変遷を視覚的に楽しむことができる。

『札幌誕生』は、北海道の歴史に興味がある人はもちろん、地方創生や都市開発に関心のある読者にもおすすめの一冊。門井慶喜の描く熱いドラマと、札幌という街の魅力に触れることができる作品として、多くの読者の心を掴むことだろう。

出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000916.000012754.html